Hidemi Shimura

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余徳耀美術館 YUZ museum

遅ればせながら先月上海に行ってきましたので、上海のアート情報をお届けします。

まずは、余徳耀美術館 YUZ museum、市内南側、黄浦江西側の新しく開発中のアートエリアにあります。
地下鉄雲錦駅を降りたら少し北へ進み、豊谷路を右に曲がりまっすぐ歩くと突き当り右側にあります。
地図で見ると近そうですが、歩くと結構遠いです。(上海の地図は郊外に行くほど縮尺がおかしくなるので、1ブロックが大きくなるのです。)
大きな倉庫をリノベーションして増築した感じの大きい建物ですので、着いたらすぐに分かります。

会場が大きいので私が行ったときは4つの展示を見ることが出来てお得な感じでしたが、私立の美術館ですので入場料は中国にしては結構高いです。
確か4つ全部見ることが出来るコンビネーションチケットで140元でした。

予想に反して4つの展示の中で特に良かったのがアンディ・ウォーホルの「SHADOWS」でした。
予想に反してと言うと失礼な感じですが、アンディ・ウォーホルの作品は今までたくさん見てきてるので「またか…」という感じがしてしまうのです。
でも、実は一般に販売作品として出回ってない作品で良いものがたくさんあるのです。
今回の展示は大型作品をずらっと並べた迫力のある展示で、下地をアクリル絵の具用のモデリングペーストを使った時のような感じで凹凸のある仕上がりにペイントしてから上にシルクスクリーンでプリントするという技法のため、同じ版を使っていても作品ごとに質感や表情が違い、とても人間味のある作品に仕上がっていました。

他に、手書きアニメーション作家の奇才、孙逊 (Sun Xun)氏の「谶语实验室 Prediction Laboratory」も見ごたえがありました。
孙逊氏の作品は前にM50などでも見たことがありましたが、これだけたくさんのアニメーションを一度に上映するのは初めてではないかと思います。
まだとても若いのですが、隠れた狂気を感じさせる作風で、映像だけではなくペインティングやインスタレーション風の作品等幅広い作品を制作する能力のある作家ですので、今後世界的に活躍すること間違い無しです。

この美術館は、ミュージアムショップも結構充実していて、カフェコーナーでゆっくりすることも出来ます。
カフェでパスタを食べてみましたがなかなかおいしかったです。
但し、値段は日本とあまり変わらないので結構高めです。


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