Hidemi Shimura

Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 個展 「パラレルワールド -Parallel World-」@gallery fu 開始しました 2018-04-24 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura横浜石川町での個展が始まりました!インスタレーション作品の設置にだいぶ苦労しましたが、なんとか無事に完了し、ご覧いただいた方々にも好評いただいています。 この大型作品は3月に蘇州のアーティストインレジデンスで制作した作品です。ついに日本に帰ってきました! モビールでできており、常に動いている作品ですので、是非実物を見にいらして下さい! この作品は今後も改良を重ね、更に大型化していく予定ですので、いつかもっと巨大化したものをご覧いただく事ができるように引き続き頑張ります。 4/24(火)ー5/6(日) 個展「パラレルワールド」 gallery fu 神奈川県横浜市中区石川町1-31-9 開廊時間:12:00〜20:00 ※日曜日18:00まで ※月曜休廊
  • アートバーゼル香港を見に行ったレポート 2018-04-07 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura香港に行く予定は全然なかったのですが、上海東京間のフライトが突然キャンセルになり香港経由で帰る事になったため、アートバーゼル香港に寄って来ました。 私の香港滞在は半日のみ、毎年チケット売り場に行列ができてチケット買うだけで2-3時間待ちと聞いていたので、私と入れ違いに帰る方からVIPパスをいただいてすぐに入れるようにし、駆け足で見たのでした。 写真は私が好きな作品ばかりを撮っているので、あまり参考にならないかもしれませんが、会場の雰囲気はこんな感じです。 バーゼルはブース代が高く、ギャラリーは出展費用を売り上げでカバーしないとならないため、出展作品も大型で高価格なものがメインになります。 今回に限らずこういう大型で高価格な作品を見るたびに私が個人的に感じる事としては、「作品に隙が無い」ということです。これは言葉ではうまく説明できないので、作品をあちこちでたくさん見たりしてるうちにだんだん違いが分かるようになって来ると思うのですが、例えば額装が綺麗だったり、作品の細かい部分まで気を使ってあるとか、とにかく作品全体としての完成度が高いです。 大分前ですが、村上隆氏の大型作品をパリのペロタンギャラリーで初めて見た時に感じた事で、それ以降アートフェアなどで完成度が高い作品を見る度に感じます。 一般的にアート作品は個人的な作品の好き嫌いで論じられる事が多いですが、好みはそれぞれなのでどの作品を買うかは人それぞれです。ただ、作品を商品として考えた場合、一定のレベル以上の完成度を備えている必要があるのだと思います。 私自身額装がとても苦手ですが、材料が糸で細かい作品なのできっちり綺麗に額装しないといけないので、いつも額装に苦労してます。ただ、今回バーゼルで作品を見て、額装はプロに頼んででも綺麗にする事、作品の細部まで気を配る事はとても大事だと思いました。
  • 東京小伝馬町 JINEN GALLERY での個展始まりました! 2018-04-03 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura飛行機がキャンセルになり帰国が遅れるというアクシデントがありましたが、何とか間に合いました!JINEN GALLERY での個展本日から開始です、是非来て下さい! シムラ在廊日: 4/6(金) 17:00-20:00、4/7(土) 終日、4/8(日) 終日 です。 4/3(火)ー4/8(日) 個展「開花宣言 -blooming- Vol.2」 JINEN GALLERY http://jinen-gallery.com/ 東京都中央区日本橋小伝馬町7-8 久保ビル3F 開廊時間:12:00〜19:00 ※金曜日20:00まで ※最終日16:00まで 休廊日:月曜日
  • 平行世界 -Parallel World- 蘇州での展示が始まりました 2018-03-26 蘇州のアーティストインレジデンスの締めくくりとしての個展が土曜日より始まりました。 たった一週間の展示なのに3メートルの大きなポスターが作られたり、カッティングシートの文字が壁に貼られたり、とても大掛かりな準備が進められ、正直そこまでやらなくても良いのでは?と思いましたが非常にありがたいです。こんなに準備を頑張られては「これはなんとしても作品を完成させないと!」とオープニングの前の日も徹夜で展示の設営作業を行ったのでした。 どうにか無事にインスタレーション作品の制作を終え、日本から持ってきた作品と合わせて無事に展示を始めることが出来ました。展示スペースは300㎡はあり、私の作品は作るのに時間がかかるので小さい作品が多く大分隙間が多い展示となりましたが、展示の仕方を工夫すれば意外と何とかなるものだなーと思いました。 作品に使っている蘇州の糸はシルクなのでとても繊細で、絡まりやすく、ちょっと何かが引っ掛かっただけでも毛羽立ってしまうので、扱いがとても難しいです。制作中もなんどか糸が絡まってしまい、とても大変でした! 展示を行うこと自体をギリギリに決定したためあまり告知する時間も無かったのですが、オープニングパーティにも結構人が来てくれて安心しました。 オープニングの後はレジデンス滞在先のアートエリア内にある宴会室でホテルのシェフの出張サービスによる豪華ディナーがふるまわれました。 本当に至れり尽くせりでびっくりです!
  • アートは国境を超えるか?私が中国を選んだ理由 2018-03-16 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura「アートは国境を超えるのか?」と聞かれたら私はアートによって国境を超えることはとても簡単だと答えると思う。ただし、それは平和な状況においてのみであると言える。 アートによって世界を平和にするとか言うアーティストが時々いるが、私は実際アートによって世界を平和にすることは不可能だと思う。ただ、アーテイストが戦場には存在出来ないのは確かであって、つまりアーティストが活動できる地域というのは平和であり、たとえアーティスト自身が世界を平和にすることは出来なくても、アーティストの存在自体が平和の証となることは出来ると思う。 そもそも、私がなぜ中国でアーティスト活動する事を選んだかと言うと、私は元々アジアにはあまり興味が無く、住むなら絶対ヨーロッパがいいと思っていました。 ただ、たまたま社員旅行で訪れた上海でヨーロッパ風の街並みと中国式の生活が入り混じった不思議な光景を見て、こんなに近くにヨーロッパがあった!とも言える景色なのにやっぱりアジアな雰囲気にすっかり魅了されたのでした。 その後、引っ越す前に上海を何度か訪れているうちに、人々はとても親切で日本人であることを理由に嫌な目に合う事も特に無く、実際自分が持っていた印象とはだいぶ違うと思いました。 確かに欧米に進出してキャリアを積むことはアーティストとしては一番の近道ではあるけれど、例えば中国のような政治的にはあまり仲の良くない国で作品を発表しながら一人の日本人として現地の人たちと交流をしていくこともアーティストとしての一つの役目になるのでは?と思いました。 そして、上海は国際都市なので外国人がたくさん住んでいて、上海で色々な国の人たちを見て、人々が生きていくのに必要なもの(家族・友達・仕事・お金など)と人々が求める幸せは基本的に世界中どこの国でも同じなので、生まれた国が違うからと言って表面的な事で人を判断することはあまり意味がないという事に気づきました。そして、その考え方が私の作品にも深く影響を与えていると思います。 私自身アーティスト活動を始めた当初は、欧米を中心に作品発表したりしていましたが、当時はどうしても現代美術は欧米が基準で欧米人の尺度で判断されるため、アジア人はなんとなく脇役的な雰囲気を感じていました。だから、「いつかアジアが現代美術の中心になる時が来ればいいな。」と当時から願っていたというのも上海を移住先に選んだ理由の一つです。 そして今、アジアの各地で現代美術が盛んになっているのを見て、とてもうれしいです。