Hidemi Shimura

Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 祈商売繁盛-酉の市で熊手を買う 2013-12-01 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura27日に練馬の大鳥神社へ熊手を買いに行ってきました。元々熊手についてはあまり知らなかったのですが、電車で酉の市の広告を見て面白そうだから行ってみようと思った次第です。 熊手についてはこちらの記事が分かりやすく説明してくれてますが、商売を始めた年に最初に小さいのを買って毎年一回りずつ大きいのを買っていって、最後には最大のものを買うことになるという仕組みです。買った熊手は次の年に同じお店に返すそうですが、1年間無事に商売が出来て今年も再会出来ましたねという意味なんだそうです。 私はまず2番めに小さい熊手を買ってみました。来年は一回り大きいのを買って、何年後か分かりませんが、ゆくゆくは一番大きいのを買えるようになるでしょう。 熊手なんか買ってアーティストのくせに商業主義!とか思う人もいるかもしれませんが、確かに私はアーティストっていうのは単なる職業の一つにすぎない(製造業に当てはまる)と思ってるので、結構商業主義と言えるかも知れません。とは言え、工芸品好きな私としては、作ったお店によって毎年デザインの違う熊手は興味深く単純にいつか大きいのが欲しい!と思ったわけです。
  • 東京五輪とアート&今日の作品制作日記-60cm 2013-11-30 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura  先日(18日)に三菱商事アート・ゲート・プログラム  「2020年に向けた東京のアーティスト支援」 を聞きに行ってきました。 それによると、オリンピックにアスリートと同じ数のアーティストを各国から招待しようという計画があるらしいです(現時点ではあくまでも計画なのでまだ分かりません)。 そもそも、オリンピックというのはオリンピックの父クーベルタン男爵の理念では、「スポーツ・教育・文化が融合した祭典」なのだそうで、もう少し文化的な部分が追加されたものが本来のあるべき姿なのです。前回のロンドン五輪ではクーベルタン男爵の理念に立ち返ろうというアイディアがベースにあったそうですが、それでもオリンピックにおける文化の大切さを実行委員会に理解してもらうのに美術関係者はとても苦労したそうです。 今回のオリンピックは反対の人も結構いると思います。(私も東京でオリンピックを開くのはまだ早いと思います。)しかし、開催が決まったからには、(オリンピックがつまらないものになってしまわないように)より良いものを目指すべきだとも思います。 私は上海万博の時も一応中国にいたのですが、上海にいなかったので(蘇州にアーティスト・イン・レジデンスに行ってました)万博とアーティストがどう関わったのか少ししか分かりません。(というか、外国人アーティストにとって万博はそれほど関係なかった気がします。) もし、本当に2020年に各国からアーティストが大勢来たとして、地元のアーティスト達とどう関わっていくのかに興味があります。 (私的にはアーティストじゃなくて色々な国から一般の人をランダムに招待して日本を見てもらったほうがプロジェクト的には面白いかもと思ったりもします。)   只今畳1畳大の大きさの作品作ってます。 今日の制作状況=今日の目標は90cmだったのですが、結果60cmしか巻けず… シルクの糸は滑るからちょっと余計に時間が掛かるので、90cmという目標はちょっと無理だったようです。 明日はちょっと増やして70cmを目指します。
  • マグカップとコーヒーカップ出来上がり 2013-11-03 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura作品の写真を使ったマグカップとコーヒーカップが届きました。コーヒーカップは2月の展示のギャラリーの向かいのラウンジにカフェがあるので、展示期間中だけそこでコーヒーを出すのに(又は、お菓子とセットでセットメニューとして)使われるかもしれません。そしてその場でカップも購入も出来るという方向に向けて企画が進みつつあります。コーヒーカップは印刷部分が小さいのでどんな風にレイアウトしようか困りましたが、どうにか収まりました。 前回のミーティングではこちらのカフェ内にも作品展示しようということになり、展示に必要な作品がさらに増えました。ホテルのロビー部分も使ってよいので展示に使える面積はかなり広く、結構な作品数の展示になります。 こういう作品を使ったアートグッズの制作は前から興味があったのですが、工場を調べても最小ロットが500個からとか大量に注文しないといけない工場ばかりだったのでなかなか出来ずにいました。今年小ロットからでも受注生産している工場を見つけたので作れるようになりました。TシャツやiPhoneカバーなど他のものも作れるので、来年は色々作ってみようと思ってます。 中には作品を製品化するのを嫌う作家さんもいますが、私はもともとファッションデザインを専攻してたせいかそういうのに抵抗はなく、むしろ自分の作品を使ったアートグッズをじゃんじゃん作りたいです。ひとまず、小ロットでも作れるものから初めて、色々展開してみようと思ってます。
  • 上海額縁事情-紅木の額縁 2013-10-30 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura縦に長いモノクロの作品のために上海で紅木製の額縁を注文しました。普段使ってる箱型の白い額縁は毎回同じところに注文してますが、今回は特殊なタイプなので違うところに頼みました。 もともとこの作品には角がカーブしたアジアっぽい額縁を使いたかったのですが、この額縁は普通の額縁より作るのに時間がかかり10日ほどかかるため、前に額縁を作ったときは日数に余裕がなかったのでやむを得ず普通の額縁を使っていました。 その額縁が傷んだので作り直す必要があり、せっかくなので今回はこちらの額縁にしようと思ったわけです。 ネットで調べたら家の向かいに1987年創業の額縁屋さんがあったのでここなら大丈夫そうと思って行ってみました。 今日は額縁を作る本人は不在で奥さんが店番をしていたのですが、どう見ても額縁について全然分かってなく「大丈夫?」と思いました。しかし、飾られている見本を見てみるとしっかりした出来なので大丈夫だろうと思い… 材質を選んで大きさを伝えて見積もりを頼んだら「分からないから旦那に電話で聞いてみるわ。」となり、電話で一生懸命説明してるんだけど「額縁の寸法が440ミリと1110ミリで…」「え?410センチと110センチ?」のような会話が繰り広げられ(この人たち夫婦なのに数字すら通じないってどういうこと!?)と思いました。しまいには、受話器を渡され「あなた自分で説明して!」と言われ、(私だともっと通じないと思いますけど!)と思ったけど、頑張って説明しました。 苦労の末無事見積もりも注文も済ませることが出来ましたが、私が使ってる額は内側に空間のある浮かし額(立体額)という特殊なものなので、一応見本としていつも使ってる額も置いてきましたが、うまく伝わったか心配です。明日は旦那さんがいるそうなのでまた念押しに行ってみようと思います。 思えば上海に引っ越した頃は良い額縁屋もどこで材料を買えるかも分からず、全部1から探さねばなりませんでした。今はいつも頼んでる額縁屋さんもあるし、大体上海のどこに何が売ってるかも知ってるし、色々ネットでも買えるしあまり大変な思いをしなくてもすむようになりました。 中国ではよく街中でも紅木家具という看板のついた家具屋を見かけますが、深紅やこげ茶の木を使った中華風高級家具の事です。紅木とはWikipediaによるとインド・スリランカ原産の高級木のことを指すのですが、中国ではもっと広い意味でコウキ(檀香紫檀)、カリン、シタン、タガヤサン、アフリカシタンなどの高級木一般を指すらしいです。中国での高級家具人気による需要が増えたため価格が上昇しているそうです。どうりで、数年前に比べて随分値上がりしてると思いました。(中国はインフレで物価が上昇中というのもありますけど。) この木は時間が経つにつれて熟成されて色が変化していくタイプなので、この額縁も大事に扱えば何十年も?使えるようになると思います。とりあえず、出来上がりが楽しみです。 11/12追加:額縁はきちんと出来上がっていて家までちゃんと届けてもらえました。紅木製(私はクルミの木を選びました)なので普通の額縁の2倍くらい重いです!でも、しっかりした出来上がりで安心しました。
  • 額縁はやっぱり大事だと思った件 2013-10-25 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura2月に新宿で展示の予定があるので、昨日打ち合わせに行ってきました。 実物も見せるために小さい作品も持って行ったのですが、額縁の縁と作品が近いのが気になるので、額を大きくするか、縁のないアクリルボックスタイプにしたほうが良いのでは?という意見がありました。実は、額縁を大きくしたほうが良いという意見は前から何回か言われていたので、これを機に小さい作品のものだけでも全部とっかえよう!と決定しました。 私は断然木の額縁が好きなので、アクリルボックスは使いませんが今までと同じ額縁(写真のもの)で少し大きめのものに一新します。 なんとなく小さい作品は余白も少なくて良いと思い込んでいたけど、本当はどの大きさの作品でも(むしろ小さい作品ほど)大きめの余白があったほうが作品鑑賞の時に縁が邪魔にならないのですよね。 ちょっと前にたまたま少し大きめの額縁に入れた作品の写真があって↓見てみたら余白が2cmくらい多いだけなのに確かにこちらのほうが落ち着いて見えます。 この作品は、去年出産祝いに依頼されてオーダーメイドで作ったものです。バーコード部分も特別なものになってます。というわけで、私の作品はオーダーメイドも受け付けますので、プレゼントなどにどうぞ!良いなと思った方はまずはお問い合わせ下さい。 この白い額縁は上海のずっと同じ額縁屋さんに頼んでいて、クオリティが良い上に価格もお手頃なので助かってます。 日本に帰ってからも額縁だけは同じ所に頼み続けたいくらいです。 他にこういうモノクロの作品があるので、これは背景をグレイにしてカドの部分かカーブしている中華風(和風でもある)額に入れようと思っています。きっと現代美術なのに和室の床の間にも似合う作品になるでしょう。 展示は2014年2月21日~28日、新宿京王プラザホテルロビーギャラリーにて開催です。二人展です。ギャラリー以外のロビー部分、カフェ部分も使った結構広い空間での展示になります。 (これから展示までに)畳一畳くらいの大きさの作品も作りますので、まだ先の話ですけど興味のある方は是非見に来て下さい。