Category: 蘇州レジデンス2018

蘇州のアーティストインレジデンスの締めくくりとしての個展が土曜日より始まりました。 たった一週間の展示なのに3メートルの大きなポスターが作られたり、カッティングシートの文字が壁に貼られたり、とても大掛かりな準備が進められ、正直そこまでやらなくても良いのでは?と思いましたが非常にありがたいです。こんなに準備を頑張られては「これはなんとしても作品を完成させないと!」とオープニングの前の日も徹夜で展示の設営作業を行ったのでした。 どうにか無事にインスタレーション作品の制作を終え、日本から持ってきた作品…

上海万博の跡地の方にある火力発電所を改造した美術館「上海当代芸術博物館 Power Station of Art」建物がかっこいいので私のお気に入りの美術館です。 川沿いに立っているので上の階の窓から黄浦江を眺めるのも楽しいです。 今回は3つの展示が行われており、一つ目は「PSA 2017 Emerging Curators Project」という若手のキュレーター達による展示。 そして、「SUPER STUDIO 50」という展示。展示の説明文によると、「Superstudio というのはイタ…

蘇州のアーティストインレジデンスでの制作は順調に進んでいます。広いアトリエがやっと散らかってきました。 現時点で布に直径2mmほどの極小のハトメを2000個ほど打ちました。そして、材料の丸く切ったアクリル板に直径2mmの穴をたくさん空けました。指にまめが出来て痛いです。 このハトメやドリルで空けた穴をどうするかというと、来週からここにシルクの刺繍糸を通していき、インスタレーション作品を完成させます。 3月の最終週にはここにある展示スペースで個展を開きますので、それまでに完成させます。展示スペース…

上海で材料を買いに布市場に行く必要があったため、その付近を少しぶらぶらしました。ここは豫園の南側、生粋の上海人が住んでいる下町です。ただ、次第に再開発のための取り壊しが進んでおり、この光景もいつまであるか分かりません。 私が以前上海に住んでいた時、引っ越しのため家を探していて、豫園付近の家に下見に来た時の事。3階にあった部屋で建物は古いけど内装が綺麗で気に入ったのですが、窓から外を見てみてびっくり!東側の窓から黄浦江(上海の真ん中を流れる川)までの家が全部取り壊されていてがれきの山になっていたの…

こちらも巨大な私立の美術館、YUZ MUSEUM 。アメリカ人アーティストJoshua Nathansonの「High Flow」という個展と、たぶんドイツ人?アーティストのAlicja Kwadeの「ReReason」という個展の二つが開催されていました。 地下に吹き抜けになった巨大な展示スペースがあるのですが、そこは設営中のようで今回は展示は行われていませんでした。上海には大きな私立の美術館が増えていて、工場とか倉庫跡地などの巨大な建物を使ったりしているので、建物が異常に大きいです。 中国は…

上海の黄浦江の西側と東側の両方にある龍美術館 LONG MUSEUM。非常に大きな建物ですが、なんと個人のアートコレクターによって建てられた美術館です。 今回行ったのは西館の方です。「東方気質」という日中韓3か国の現代美術の収蔵品展と「蒋廷锡《百种牡丹谱》」という17世紀の牡丹ばかり描いていたらしい画家の展示の2つでした。入場料は40元。 上海は冬は基本的にオフシーズンだというのと、今年は旧正月が2月16日で通常より遅く、2月末まで休みだった人も結構いて、3月初めはまだ正月気分が抜けない感じです…

私が滞在しているアーティストインレジデンスはスペイン系のギャラリーが運営していて、結構アジアのアーティスト(日本も含む)の作品をヨーロッパのアートフェアに持って行ったりしているギャラリーです。 スタッフから最近の動向について聞いたところ、「最近はヨーロッパでも作品はなかなか売れない。上海ではアートフェアでは作品が本当にたくさん売れるけど、ギャラリーではそうでもないというか、ギャラリーによってばらつきがある。」とのことで、どうしてアートフェアでは売れるのにギャラリーではそうではないのか聞いたところ…

作品の制作とレジデンスに出発するための準備で大分バタバタしていましたが、昨日より中国江蘇省蘇州市での pantcrator gallery 主催のアーティストインレジデンスでの滞在制作が開始しました。 スタジオは下の写真のようにとても広く、普段は仕切られた部屋を各アーティストが使うのですが、今オフシーズンで他に滞在アーティストがいないため私が一人で使って良いとのことです。 一人では使い切れないので、一番大きい部屋だけ使う感じにすると思います。私の前はフランス人アーティストが滞在していたそうです。…