金と女とアーティスト 江戸を参考に考える

 杉浦日向子「江戸塾」PHP文庫 によると江戸時代女が強かったのは単に女が少なかったからというだけではなくみんな働いていて経済的に自立していたかららしい。女の方がお金にはきっちりしていて一文の得にもならないことはやらないわ!って感じだったみたい。やっぱり本来女の人のほうが実利的な性格なところがあるよねー。
 そのぶん男がたくさん働く必要が無くて時間が余っていたし、ずーっと戦争も無かったから食べ物も豊富でちょっと働けば楽に暮らせた事が江戸の文化が発達した所以らしい。

 なんでいきなりこんな事書いたかというとしばらくボランティア的な頼まれ事に時間を取られていて(こんだけ時間かかるんなら報酬欲しいよなー)とやっぱり思ったりもしたわけで、でもそういう考えってケチくさいのか?とかアーティストがお金の事を言い過ぎるのはいかんではないのか?とも思ったりもしていて

 しかし、この本を読んで私だって女ですから実利主義で当たり前だもんねと思った。人間は以外と少ないお金でも暮らしていけるって知ってるけど、共有財産制な国にでも引っ越さない限りアーティストといえど多少なりともお金は必要なのね。
 そして専業的アーティストな人は作品を売って生計を立てていかねばならないわけです。そして作品を作るにはそれなりに時間がかかるわけです。万人にとって「時は金なり」なのです。

 ぐちゃぐちゃな内容になってしまいましたが要するに明日からまた仕切りなおして制作活動に没頭するわって事でございます。