またまたこのサイトから要約 http://www.artbusiness.com/artists.html
展示のオープニングパーティはとても重要で大事なチャンスであるし、あらゆることが起こりうる。しっかり準備しておこう。
オープニングパーティの場ではあなたの作品は一番良く見える。誰もが作品へのリアクションや売り上げや評論などについて明るい予感を抱いている。しかし、一番大事なのはあなた自身であり、あなたの心構えによって成功へのチャンスを掴む事が出来る。
あまりに多くのアーティストがオープニングを重要視していないのでびっくりさせられる。何週間も何ヶ月も何年もかけて作品を準備するのに、公共の場で自分をどうプレゼンするかは10分も考えていない。会場に来て、うろうろして、笑顔を振りまいて、おしゃべりして、友達と無駄話をして、ワインを飲んで、握手して、質問に答えて、家に帰ってすべて忘れてしまう。もっと目的意識を持って準備しよう。
次にオープニングの機会があったら以下の事を心がけてみよう。
1、始めから終わりまでそこにいること。何か理由があって少しだけいなくなるときはいつ戻ってくるのかを伝えてからいなくなろう。
2、特に、知らない人と話すようにしよう。友達とかたまっていてはいけない。作品を買ってくれる可能性のある人と話すようにしよう。
3、会話は短く、答えは簡潔に。誰もが理解できる簡単な言葉で話そう(これが苦手なら前もって練習しよう)相手が望んでいる以上の事を答えないようにしよう。理解不能なアート用語は使わないようにしよう。すべての質問に30秒以内で答えるようにしよう。一人と話し込みすぎると他の人たちと話す機会が減ってしまう。
4、あなたの言ったことが相手に理解されているか気をつけよう。相手のレベルに合わせて話し、相手よりもアートについて知っているという事をひけらかしてはいけない。
5、どんなきっかけで来たとしても会場に来てくれた人は少なくともあなたの作品を見たわけで、作品の買い手になる可能性のある人たちである
6、あなたの作品、経歴、ステートメント、プライスリストを熱心に見ている人がいたら近づいていって自己紹介しよう。たいていの人々はあなたに何か質問があったとしても、話しかけるのをためらっているという事を忘れないように。人々には自分から進んで挨拶しよう。
7、平凡な答えを避けよう。例えば誰かに作品の意味について聞かれた時に、それは作品を見る人の受け止め方によると答えるなど。彼らは‘あなたが’どう考えているかを知りたいのである。
それらを知らなくても作品を買ってくれる人はいるが、作品の意味などを分かりやすく説明することによって作品が売れる可能性を更に増やすことが出来る。
人々は基本的にアートが好きで、欲しいと思っているものである。しかし、何か理解できない部分や混乱する部分や居心地の悪い部分があると作品から離れていってしまうのである。だから、作品の説明は単純明快にしよう。人々は難しいレクチャーを受けるためにではなく、楽しむために来ているのである。
8、キュレーター、批評家、レポーター、ブロガー、フォトグラファー、ビデオグラファーなどたとえたいした宣伝効果が望めないとしても、欲しいといわれたものはすべて提供するようにしよう。批評記事を書いて欲しかったら彼らと話をしよう。どこに載ろうとなんと言われようと、宣伝は常に役に立つものである。誰かが感想を書いてくれるという事は、あなたのアートにはその価値があるということである。
その他いろいろ
*親切な態度で、よそよそしい態度はダメ
*作品の値段は見やすいようにする、作品の値段を尋ねるのは気が引けるものである
*人々をよく観察して助けを必要としている人や何か質問したそうな人はいないか気を配る。もしあなたが手が離せなかったら代わりにギャラリーのスタッフに対応してもらおう。
*友達と話してるときに知らない人が寄ってきたら会話を一旦中断して新しい人と話そう。
*ステートメント、経歴、プライスリストのコピーはたくさん用意しておこう
*作品を売ろうとして人々にプレッシャーを与えてはいけない
*ポジティブに。他のアーティスト、コレクター、ギャラリー、など他人の悪口を言ってはいけない。
*酔っ払い過ぎないように
私実はオープニングパーティというものがとても苦手で今回の記事は耳が痛いです。知らない人と話すのは苦手だし、そういうのは出来るだけギャラリーのスタッフに任せちゃえ!っていう感じでした。まして、上海では中国語&英語で上の事をやらねばいけないわけですからプレッシャーもより大きいのです。オープニングの前の日はいつも胃が痛いです。誰も来なかったらどうしよう?とか思っちゃうけどありがたいことにいつもそれは取り越し苦労に終わります。
確かに時々オープニングパーティに行くと身内だけで盛り上がっててひょっこり入った人は無視!みたいな事になってる時があるけど、あれはいやな感じですねー。そういうギャラリーには二度と行かないかも…
苦手だけど私も次からオープニングパーティー頑張ります…