フンデルトヴァッサー再び

フンデルトヴァッサー再び アート ART Hidemi Shimura
「芸術のための芸術は邪道である。建築のための建築は犯罪である」 by フンデルトヴァッサー
↑うーん、難しいけど意味はなんとなく分かる…

 京都国立近代美術館で4月11日(火)~5月21日(日)までフンデルトヴァッサー展をやるらしい。フンデルトヴァッサーは「画家」「版画家」「建築医」「幸せを扱う商人」などの肩書きを持ち、徹底した自然主義なプロジェクトを実践した人です。
 彼が手掛けた大阪舞州のゴミ処理場は税金の無駄遣いだという批判の声も多数寄せられているようですが、そのような事を言っている人にこそ是非今回の展示を見て欲しいものです。
 こんなかっこいいゴミ処理場持ってる所なんてめったにないんだから大阪府の人々は是非誇りに思って欲しいものです。フンデルトヴァッサーはもう亡くなってるから新しいの作れないんだから大変な文化的価値があるわけです。それを今さら税金の無駄遣いがどうのと言うのは「日本は文化レベルが低いです!」と自ら言ってしまうようなものです、ので使っちゃった税金のことは潔くあきらめましょう!

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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