プチな投資を考える -no3-

プチな投資を考える、第三弾。

第二弾でギャラリーについて書きましたがやっぱりギャラリーって入りづらいし、2階にあったりしたらもう怖くてパス!ってイメージがありそうです。展示する側としては誰でも見に来てもらったらうれしいものなんですけどね。
しかし、めんどくさがり屋な私としては、見たい展示があっても往復の時間を考えると行くのを躊躇したり、あと一軒一軒がばらばらに点在してるから回るのにも時間かかっちゃうなー、とか思ってしまいます。

なので、すごく勝手な希望を言わせてもらえば「ギャラリーは全部一箇所に集まってて欲しい!ついでにそこには服とか靴とかいろんなお店も入ってて、カフェもレストランもあって欲しい!」カフェとかショップ併設のギャラリーは既に結構あるけどそれをもっと大きいスケールで作ってしまえば?と思ったわけです。全部一箇所に集まればすごい集客効果だし。つい先日アートフェア東京とかあったけど最初から一箇所に集まっていれば「毎日がアートフェア」ですから。

あと、駅構内にギャラリー作るとかね。駅って待ち合わせとかでちょっと時間潰したい人とか沢山いるし、寄るのにも便利だし、ナイスなアイデアだと思うんですけど。

というわけで、プチな投資を考えるから話がそれていきましたが、要するに何が言いたいかというと、もっと日本美術界は盛り上がって欲しいなーということです。芸術って不景気には真っ先に予算が削られちゃう可哀相な存在ですから。日本では食べて行けないなーと思ったら日本人アーティストがみんな外へ出て行っちゃうかも、そして海外で売れちゃったりして結局日本にはお金入って来ないっていう悪循環が…。

なので、日本美術振興のためにも是非作品にプチ投資を!

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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