2017 酉の市の熊手

2017 酉の市の熊手  Hidemi Shimura

今年も酉の市で熊手を買ってきました。私は毎年練馬の大鳥神社の鳥居の一番近くのきれいなお姉さんがいるお店で買うと決めています。
今年買った値段では2種類の熊手のチョイスがあり、一つは小さめだけどおかめのお面が職人さんの手作りで紙を貼り重ねたもので出来ているもの、もう一つはもう少し大きいけどプラスチックのおかめのお面が付いているものでしたので、私は迷わず手作りのお面のついている方を選んだのでした。表情が柔らかくてとっても気に入っています。
来年熊手を返納する際もお面だけは外して手元に残しておくことを勧められたのでそうしようと思います。
熊手売り場では現金が飛び交い3本締めの手拍子があちこちで聞こえるので非常に景気が良い感じがし、買っている人も楽しそうです。特に大きい熊手を買ってる人は「俺ってばこんな大きい熊手が買えるんだもんね!」とちょっと自慢気で幸せそうです。
私もこれで来年も作品がじゃんじゃん売れる事間違いなし!
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現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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