新シリーズ「リズム・オブ・ライフ」について

新シリーズ「リズム・オブ・ライフ」について 志村英美, シムラヒデミ, hidemishimura, fiberart, contemporaryart Hidemi Shimura

新シリーズ「リズム・オブ・ライフ」について 志村英美, シムラヒデミ, hidemishimura, fiberart, contemporaryart Hidemi Shimura
Rhythm of Life _2
250 x 1830 x 70 mm, 2021

新作、リズム・オブ・ライフ _2、最近誕生した新シリーズ「リズム・オブ・ライフ」の新作です。横長なので写真では分かりにくいですが、シルクの刺繍糸で出来ています。

この作品は、人々の人生とそのアップダウン、個々の人生を変える予測不可能な力を表現しています。色の組み合わせは、どんな人生であれ、全ての人生は美しいという事を表現しています。

波形部分は、ボード紙に刺繡糸を巻いて作られています。その周りには、シルクの刺繡糸が立体的に張り巡らされています。

 

2001年だったと思いますが、宮島達夫氏の「メガデス -Mega Death-」という10~1までカウントダウンする無数のデジタルカウンターで出来た巨大な作品を見て、私も何か人の人生を表すような作品を作りたいと思ったのです。しかし、当時の私にそのテーマは手に負えず、まだアーティストとしてもデビューもしておらず、そのまま記憶の片隅にしまわれていたのでした。
そして、長い時を経て、今までの私のテクニックを組み合わせた形でこの新シリーズが誕生しました。
色々改良したい点、新たにやってみたいことがありますが、引き続きこのシリーズも作っていきたいと思います。
宮島達夫氏のインタビューを下の方に埋め込んだので、良ければ見てみてください。

新シリーズ「リズム・オブ・ライフ」について 志村英美, シムラヒデミ, hidemishimura, fiberart, contemporaryart Hidemi Shimura

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現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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