中国に展示やアーティストインレジデンスで行くアーティスト達へ、これを準備すると便利!

中国に展示やアーティストインレジデンスで行くアーティスト達へ、これを準備すると便利!  Hidemi Shimura

中国に展示やアーティストインレジデンスで行くアーティスト達へ、これを準備すると便利!というものを思い付く限り書いてみます。何かまた思いついたら随時足していきます。
どれもネットで探せば詳しい説明を書いたものが見つかるし、中国は進化が早すぎて最新情報が常に変わるので、詳しい説明はここには書きません。詳しく知りたい事があったらネットで調べてみて下さい。

絶対あった方が良いもの

    1. VPNソフト
      共産主義国家なので、インターネットの規制が厳しいです。
      Facebook等SNS、google等は中国では開けませんが、VPNソフトをPCやスマホに入れておくと中国でも使えるようになります。
      中国のVPN規制ますます厳しく!【2019年3月最新】今使えるおすすめは? が参考になります。
      私はずっとVyperVPNというのを使ってますが、問題無く接続出来てます。

 

    1. SIMカードまたはポケットWifi
      短期滞在の人はポケットWifiでも良いですが、ポケットWifiは長期借りると高いので、長期滞在する人はSIMカードを買ってスマホに入れ、PCでは滞在先のネット回線を使う、というようにするのがオススメ。
      現地の空港でも借りたり買ったり出来ますが、ポケットWifi一日50元とかするので、日本でネットで探して用意して行った方が安い気がします。
      ※VPN付きのポケットWifiもあるので、それを借りていけばVPNソフトは入れる必要は無くなります。

 

    1. WeChatアプリ
      中国版LINE。現地での連絡用。現地スタッフとのやり取り等仕事でも普通に使いますし、友達とのやり取りも全てWeChatなので必須です。スマホ決済にも使えます。

 

    1. 百度地図アプリ
      googleMapの代わりに。

 

    1. NAVITIME Transit-海外乗り換え案内アプリ
      地下鉄やバスに乗る時にあると絶対便利

 

    1. パスポートのコピーを常に携帯する
      パスポート原本を持ち歩いても良いのですが、コピーでも良いので一応身分証明書として持っておくと安心。
      滅多に無いですが、一応日本の警察の職務質問のような事もごく稀にあるので、用心の為です。

 

    1. 泊まる場所の住所を漢字で大きめに書いたもの タクシー用
      行き先をスマホの地図で見せても、運転手が老眼だったり字が小さ過ぎたりして、行き先が分かるまでに時間がかかってしまいます。手書きで書いたものをタクシーに乗ってすぐに見せた方が早いです。

 

ここから下はあったらまあ便利かなーというもの

    1. スマホ決済(WeChat Pay)用にチャージしておく
      基本的に中国の銀行講座を持って無いとチャージ出来ないのですが、友達から送金してもらう事が出来るので、現地のスタッフや友達に現金を渡してチャージしてもらうのが1番簡単だと思います。
      あと、日本でチャージ出来る機械を見つけました。
      https://www.pocket-change.jp/ja/
      まだ使った事ありませんが、外貨を色々な電子マネーにチャージ出来るので便利そうです。

 

    1. 中国版Uber 滴滴(Didi) のアプリ
      車を呼ぶ時に便利
      ※登録には中国の携帯番号が必要です
      中国タクシー呼び出しアプリ「滴滴車行」の使い方を完全解説!

 

    1. 海外で使える銀行のキャッシュカード
      ※海外のカードが使えるATMが限られてるのでご注意を、使える機械にはE-plusマークがついています。

 

着いてから買ったら便利なもの

    1. 交通カード
      PASMOや Suicaのようなもの。現地の地下鉄・バス・タクシーで使える。コンビニや駅でチャージ出来ます。

 

着いたら手続きする事

    1. 臨時住宿登記表
      中国に滞在する外国人は公安に滞在先の住所を届け出る必要があります。着いて3日以内に手続きします。
      ホテルに泊まる場合、ホテルが代わりに手続きしてくれるので必要無いです。アーティストインレジデンス等でホテル以外に滞在する場合は自分で届出を出しに行く必要があります。
      ネットで調べると、24時間以内に手続きする事と書いてあるのと、3日以内に手続きする事と書いてあるのに分かれるのですが、さすがに着いてすぐに行くのは厳しいし、私の経験から言って3日以内に行けば特に文句を言われた事は無いです。心配症な人は24時間以内に行くと良いと思います。
      必要な書類は通常、賃貸物件に住んでる人の場合は
      パスポート
      大家さんの身分証明書のコピー
      賃貸契約書
      なのですが、アーティストインレジデンスだと主催者が所有している建物に滞在するので、必要な書類が変わりますし、各公安によっても言う事が違ったりするので、現地で要確認です。
      中国に着いたら忘れずに!「外国人臨時住宿登記」手続きについて

その他

共産主義国家なので行く前はビビるかも知れませんが、治安も良いですし、何も怖い事はありません。むしろみんな自由に好き勝手やってるので、人に合わせる必要が無く気楽です。

上海では交通マナーを良くするために、街中の信号等にカメラを設置したとの事で、交通マナーもすごく良くなっています。逆に信号無視とかしてしまわないように注意しないといけない感じです。

ですが、相変わらず話し声は大きく、街中うるさいので、その辺はあまり変わっていないようです。

 

中国に展示やアーティストインレジデンスで行くアーティスト達へ、これを準備すると便利!  Hidemi Shimura

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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