最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ

最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ  Hidemi Shimura

ちょっと前に京都に行った際にふらっと寄った下賀茂神社の南側の河合神社という神社に鴨長明の方丈庵のレプリカがありました。
大きさは3M×3M程度、なんと解体すると大八車2台に乗るくらいの大きさになり、持ち運ぶことも出来るという!
おそらく世界的に見てもモバイルハウスのパイオニアの一つではないかと思います。
下の私が撮った写真は分かりにくいので、こちらのトラックハウスが目指すのは、鴨長明の「方丈庵」です。のページで詳しい説明を見てみて下さい。(手抜きですみません…)

鴨長明が生きてた時代は今よりよほどゆっくりしていたのではないかと思いますが、それでも世の中と関わらないでひきこもりたい人がいたというのが、不思議な感じがします。いつの時代でも人間の本質や考えていることはあまり変わらないのかも知れません。

下賀茂神社は単に京都が混んでたので空いてるところに行きたかった、という理由で行ったのですが、偶然面白いものを発見しました。
やっぱり旅はいきあたりばったりの方が予想外の面白いものに出会えるので、あまり予定をきっちりたててから旅に出るのは私は苦手です。

最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ  Hidemi Shimura

最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ  Hidemi Shimura

最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ  Hidemi Shimura

 

今日作り終わった作品「パラレルワールド」シリーズより

最古のモバイルハウス?「方丈庵」のレプリカ  Hidemi Shimura

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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