Japanesque展

Japanesque展 アート ART Hidemi Shimura
今手伝っている上海のギャラリーLigareGalleryで”Japanesque展”が始まりました。
二人の書道家 八戸香太郎 塩川素子 
彫刻家 山崎りょう
氏の三人展の予定だったのですがfedexで送ったにもかかわらず山崎氏の大型彫刻作品が税関で止められ、あらゆる手を尽くしたけど間に合わないという事態が…しかもこの作品は本人にしか組み立てられず、山崎氏は次の日に帰国しなければいけなかった為、今回は展示できなくなり大変申し訳なく思います。
 しかし今回のリベンジとして彼の作品は上海春季アートサロンとギャラリーで再び展示することになっています。

 オープニングパーティは八戸氏によるライブパフォーマンスと前衛舞踏家鈴木冨美恵fromダンスユニット96B210によるダンスパフォーマンスのおかげで盛り上がりました。
 とっても美しいパフォーマンスでした。

 今回の展示は10月12日まで(月曜休み)です。しばらく営業してみて場所柄のせいかどうも夕方からのほうが人が来るという事で、今週土曜から営業時間を14時~22時に変更することになったので仕事帰りの方も是非お越し下さい。

 そして次のオープニングからは二階にあるデザイン会社の外に向けて投影できるプロジェクターを貸してもらえることになりました。路行く人の目を止める為効果的な使い方をしたいと思います。

 このギャラリーはまだ出来たてのクリエイティブスペース内にあり奥まった立地なのでまだ知名度はないですが、良い展示を続ければ少しづつ認知度も上がるでしょう。あとはアートフェアに積極的に参加してうちはいい作品扱ってるよ!とコレクターにアピールする事かなあ。小さいギャラリーが生き残るには大きい所とは違ったやり方をしないといけませんし。       

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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