今月は酉の市、熊手の大きさについて悩む

今月は酉の市、熊手の大きさについて悩む 酉の市, 熊手 Hidemi Shimura

今一番の悩み、熊手問題。
ここ数年酉の市で熊手を買っています。
熊手は商売繁盛を願うものであり、段々商売が大きくなっていきますようにという意味を込めて、毎年同じ店で前回より一回り大きなものを買うのが良いとされています。
だからといって無理やり毎年大きくしていく必要はなく、経済状態に合わせて好きな大きさを買ってもOKなのです。
私は2000円→3000円→5000円→7000円→8000円とアップし、昨年既に1万円になり、今年更に大きくするか、もう同じ大きさにするか悩み中。
1番大きなのは畳一枚分くらいあるので、そんなに巨大化されても困るけど、1度くらい巨大なのも買ってみたいし。
あと、熊手を自分で作ってみたいけどワークショップとかあるだろうか?

最初は可愛いし面白いと思って軽い気持ちで買ったのですが、
そもそも全部手作業で出来ている事を考えると決して高くないし、年末しか販売されない&1年しか飾られないという刹那性、毎年一回り大きなのを買うという一般人を巻き込んだ行為、全てを総合的に考えると熊手は一つのアートだと言える。

今年は三の酉まであり、酉の市があと2回あるので酉の市に行ってみては?

私はいつも練馬大鳥神社に行ってます。

今月は酉の市、熊手の大きさについて悩む 酉の市, 熊手 Hidemi Shimura

 

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
記事一覧 Website Instagram