前回、アート販売サイト向けShopifyのカスタマイズ① 多言語化について書きましたが、今回は送料の設定について書きます。
まずは、商品管理ページにて、各作品の重量を設定しておく必要があります。
この時の注意事項としては、作品のみの重量ではなく、梱包後の重量を記入するという点です。
梱包材の重さを入れ忘れると送料がその分安くなってしまい、後から辛い目に合ってしまいます…
送料の設定について、発送は日本郵便を使用する事にして、調べてみたら、easyRates: Japan Post という日本郵便の送料を設定してくれるアプリがありました。
これは、自動で海外発送の送料を計算してくれ、送料の改定があった場合も、リアルタイムで反映してくれるという、とても便利なアプリです。
ただ、残念ながら月額9.9ドルかかります。これを使わないで手動で送料を設定するととてつもなく大変なことになるので、やむを得ないです。
そして、このアプリはどうやって設定するのかな?と思ったら、なんと!ほとんど何も設定する必要が無いです。
私は作品を送るなら通常EMSか航空便であろうと思い、船便とSAL便は☑チェックを外して無効にしました。
「国々の制限」という欄で、配送国の制限も追加できるので、「この国には送りたくない」というのがもしあれば、設定できます。
国際郵便の他にも、FedexやDHLなどで送る事も可能ですが、その場合、また別途で送料自動計算用のアプリを追加する必要があります。
あと、大事な注意事項なのですが、郵便の配送可能サイズの計算方法は独特で、「長辺の長さ 150cm、長さ+横周 300cm以内、重さ 30kg」以内の国がほとんどです。
それほど大きいものは送れないので要注意です。と言っても、「個人のオンラインストアでそれほど大きい作品は販売しないのであまり影響はないだろう」という気もします。
https://www.post.japanpost.jp/int/service/i_parcel.html
国によっては長さ+横周 200cm以内の国もあるので、https://www.post.japanpost.jp/int/ems/size/index.html から各国の規定をご確認ください。
次回は、料金の設定について説明します。
そして、私が作ったオンラインストアはこちらです→ https://store.hidemishimura.com/ 多くの方にご覧いただけたら大変嬉しいです!