TDW Art Fair 2014 は販売手数料なし!

TDW Art Fair 2014 は販売手数料なし!  Hidemi Shimura

こちらのアーティスト個人が出展できるアートフェア http://www.tagboat.com/event/2014TDW_AF/index.html に出展しようかと思って、確認のためお問い合わせたところ↓
「今回のTDW ART FAIRでは、タグボートは作家の売買について一切関与いたしません。
販売した分は全て作家のものとなります。」
とのことです。
作品2点以上売れればブース代はカバーできるから結構良い気がします。

こういうアーティスト個人が出展するアートフェアは珍しいし、見に来る人も若い人が多そうだし、アートフェアの中でもカジュアルな感じのものだと思います。(半年前に上海から帰ったばかりなので、まだ日本のアート事情が良く分からないのです。)

普通のアートフェアはギャラリー単位での出展になるので(アートフェア東京とかのような感じ)、ギャラリーから出展作家として選ばれないと参加できません。
ブース代はギャラリーが負担しますが、作品の売り上げは50%ずつ分けることになります。
(ギャラリーが50%取るのは高いという人もいますが、アートフェアのブース代は何十万もする上に送料・交通費などもかかるので、それくらいにしないとやっていけないのです。)

時々、海外のアートフェアへの出展作家を募集して、作家から出展費用を集めてるギャラリーとかもありますが、「ほんとにいい商売だな!」と思います。ブース代を作家に出させてさらに作品が売れたら30%取るとかありえないし。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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