寧波博物館 Ningbo Museum No.2

寧波博物館 Ningbo Museum No.2  Hidemi Shimura

寧波博物館は中もかなり広くて充実しています。
3階では昔の家並みや風習を再現した展示、2階では原始時代からアヘン戦争までの文化や歴史が順番に展示されています。1階では企画展が行われていていつも変わるようですが、今回は仏像展(観音展)をやっていました。
明代のあたりで電池切れになったのでそこから写真がありませんが、予想していたより展示のボリュームがあります。寧派の港は昔から日本と交易があり、遣唐使が着いたり、鑑真などの僧が日本へ出発した場所でもあるので展示にも日本についての記述がたびたび出てきます。
寧波の郊外にあるし見るのに時間がかかるので、1日がかりで遠足気分で見に行くのが向いています。中国では国立の博物館や美術館は特別展を除いてすべて無料です。

Inside Ningbo Museum is also quite large.
In third floor, they exhibit old houses and traditional events in this area. In second floor, they exhibit culture and history from primitive times to the end of Opium War. It seems they always change exhibition in first floor. Now they are showing Buddha statue exhibition.
The volume of the exhibition was quite a lot than I had expected. Because my camera was out of battery around the Ming Dynasty, there’s no photo after that. The port of Ningbo has very long history of trading with Japan. Japan envoys in Tang dynasty also arrived in Ningbo. Monk, such as Ganjin was left for Japan from here. So they often mention about Japan in exhibition.
This museum is in suburb of Ningbo and it takes long time to see, visiting there as one-day trip from center of Ningbo is better. In China, national museums and art museums are all free except for special exhibitions.

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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