マグカップとコーヒーカップ出来上がり

マグカップとコーヒーカップ出来上がり  Hidemi Shimura

作品の写真を使ったマグカップとコーヒーカップが届きました。コーヒーカップは2月の展示のギャラリーの向かいのラウンジにカフェがあるので、展示期間中だけそこでコーヒーを出すのに(又は、お菓子とセットでセットメニューとして)使われるかもしれません。そしてその場でカップも購入も出来るという方向に向けて企画が進みつつあります。コーヒーカップは印刷部分が小さいのでどんな風にレイアウトしようか困りましたが、どうにか収まりました。

前回のミーティングではこちらのカフェ内にも作品展示しようということになり、展示に必要な作品がさらに増えました。ホテルのロビー部分も使ってよいので展示に使える面積はかなり広く、結構な作品数の展示になります。

こういう作品を使ったアートグッズの制作は前から興味があったのですが、工場を調べても最小ロットが500個からとか大量に注文しないといけない工場ばかりだったのでなかなか出来ずにいました。今年小ロットからでも受注生産している工場を見つけたので作れるようになりました。TシャツやiPhoneカバーなど他のものも作れるので、来年は色々作ってみようと思ってます。

中には作品を製品化するのを嫌う作家さんもいますが、私はもともとファッションデザインを専攻してたせいかそういうのに抵抗はなく、むしろ自分の作品を使ったアートグッズをじゃんじゃん作りたいです。ひとまず、小ロットでも作れるものから初めて、色々展開してみようと思ってます。

マグカップとコーヒーカップ出来上がり  Hidemi Shimura
マグカップとコーヒーカップ出来上がり  Hidemi Shimura

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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