マニ車タイプの作品を作るにあたってマニ車を見たい!と思ったところ、割と家の近くにマニ車のあるお寺がありました。
所沢の西武球場のすぐ近くにある「山口観音」です。
ここは千手観音やたくさんある観音像で有名なのですが、「珍寺」という評判もあり、中々珍しいコレクションを持っているのでちょっと変わっていて面白いお寺なのです。
しかし、私はマニ車を見に来たのでマニ車にまっしぐらです。
108個ある小さいマニ車が本堂の周りを囲んでいます。それを全部回して歩くとご利益があるという訳です。
ここのマニ車はベーシックなタイプで、金属製で色も地味です。
構造を確認したところ、筒の真ん中に金属の棒が通してあるだけの、とてもシンプルな構造であることが分かりました。
前に上海のチベット料理屋で見たマニ車は木製で幅が80㎝位の大きいもので、色ももっとカラフルでした。
マニ車といっても大きさも素材も色々あるので、どのタイプにするか迷うところですがまずは一番小さいタイプから作り始めます。
ちなみにマニ車そのものを作るのではなく、マニ車の構造をヒントにした筒形でくるくる回る作品を作ろうというだけです。