年何回美術館に?

えー、実は約一年前から上海に住んでいます。そしてブログを書くのをすっかり忘れていました。

これ↓ネットの記事で見たんですけど

2007/12/22-14:42 年何回美術館に行った?=東京1.9回で最下位-世界5都市を比較・民間調査
 ロンドンっ子は東京の2倍美術館好き?-。不動産開発大手の森ビル(本社東京)が、世界5都市の市民を対象に美術館へ行く頻度について尋ねたところ、東京は年1.9回とロンドンの半分で最下位という結果が出た。
 同社は先月、インターネットを通じて2都市のほかニューヨーク、パリ、上海に住む18歳以上の市民各200人の計1000人を対象にアンケートを実施、それぞれの芸術意識を探った。
 その結果、年1回以上美術館を訪れる人の割合と年間平均回数ともロンドンがトップ(91%、3.9回)で、東京が最下位(76%、1.9回)だった。
 ほかの都市は、ニューヨークが78%と2.6回、パリが87%と3.1回、上海が90%と3.1回だった。
 美術館に求めるものについては、東京では「気分転換」が多かったのに対し、ロンドンやニューヨークでは「非日常的な刺激」、パリでは「教養」が他都市と比較して多かった。上海では「心の安らぎ」のほか、「ビジネスにおけるヒント」という回答も目立った。

 東京を最下位にしている原因はなんなんでしょうか。どうしたら美術館とかギャラリーとかに行く回数が増えるのでしょうか。もしくは、東京とかで美術をもっと人の目に触れるようにするためにはむしろ展示する場所のほうをもっと日常生活の場の内部へと進出させる必要があるかもしれない。そう考えると今はやりのアートカフェとかカジュアルな場がもっと増えるといいのかもしれない。
 私は上海に来てからは美術館よりギャラリーに行く機会が増えました。ギャラリーが何箇所かに固まってるから便利だし。でも美術館も入場料が安いから(20元くらい)気軽に行けますね。上海は街自体が小さいからフットワークも軽いし。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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