先日(18日)に三菱商事アート・ゲート・プログラム 「2020年に向けた東京のアーティスト支援」 を聞きに行ってきました。
それによると、オリンピックにアスリートと同じ数のアーティストを各国から招待しようという計画があるらしいです(現時点ではあくまでも計画なのでまだ分かりません)。
そもそも、オリンピックというのはオリンピックの父クーベルタン男爵の理念では、「スポーツ・教育・文化が融合した祭典」なのだそうで、もう少し文化的な部分が追加されたものが本来のあるべき姿なのです。前回のロンドン五輪ではクーベルタン男爵の理念に立ち返ろうというアイディアがベースにあったそうですが、それでもオリンピックにおける文化の大切さを実行委員会に理解してもらうのに美術関係者はとても苦労したそうです。
今回のオリンピックは反対の人も結構いると思います。(私も東京でオリンピックを開くのはまだ早いと思います。)しかし、開催が決まったからには、(オリンピックがつまらないものになってしまわないように)より良いものを目指すべきだとも思います。
私は上海万博の時も一応中国にいたのですが、上海にいなかったので(蘇州にアーティスト・イン・レジデンスに行ってました)万博とアーティストがどう関わったのか少ししか分かりません。(というか、外国人アーティストにとって万博はそれほど関係なかった気がします。)
もし、本当に2020年に各国からアーティストが大勢来たとして、地元のアーティスト達とどう関わっていくのかに興味があります。
(私的にはアーティストじゃなくて色々な国から一般の人をランダムに招待して日本を見てもらったほうがプロジェクト的には面白いかもと思ったりもします。)
只今畳1畳大の大きさの作品作ってます。
今日の制作状況=今日の目標は90cmだったのですが、結果60cmしか巻けず… シルクの糸は滑るからちょっと余計に時間が掛かるので、90cmという目標はちょっと無理だったようです。