2年前の事ですが、展示でパリに行った時に訪れたケ・ブランリ美術館の事をいつか書こうと思って書いていなかったので、書きます。
私がここに行きたかった理由は:
- 植物学者でありアーティストでもあるパトリック・ブラン氏の垂直庭園(Vertical Garden)がある
- 私が好きな原始美術(プリミティブアート)に関する膨大なコレクションを所有する美術館である
- どうやら建物がカッコいいらしい
等です。
実際に行ってみて、私にとってはパリでダントツ1位の美術館になりました。絶対におすすめです。かなりボリュームがあるので、1日中滞在する事をおすすめします。
行った時にやっていた企画展「Black Indians」も非常に良かったので、この美術館について3回に分けて書きます。
まずは垂直庭園について、この建物は道路側にあるので、美術館に入らなくても見ることが出来ます。
私が行った日はあいにく雨だったのですが、植物が雨に濡れていて綺麗でした。近くで見ると、本当に多種多様な植物が植えられているのが分かります。
以下、撮った写真をざっと載せますのでお楽しみください。(クリックすると拡大されます)
植物をどのように植えるのかが気になっていたのですが、ちょうど一部分剥げて?いる部分があり、詳細を見ることが出来ました。
切り込みを入れた麻布のようなものの中に、土が入っていますが、たぶん土が下に落ちて行ってしまわないように何か工夫がされているのだろうなと思います。
パイプのようなものが通っているので、これで水やりをしているのか?それとも布を支えるためのものなのか?謎です。
これは、自分の家の壁にもつけてみたいですが、たぶん外壁の素材も土の重さに耐えられ・防水効果の高いものにする必要があるのだろうなと思いました。
家の外壁修理が必要な折に再検討してみたいと思います。
次はケ・ブランリ美術館のコレクション展について書きます。