横浜トリエンナーレ(遅い!)

18日まで行われていた横浜トリエンナーレ
 途中でディレクターが急に変わったりとどうなっちゃうの?とか騒がれてたけど華々しく幕を閉じることが出来てよかった良かった。これも準備期間の短さを逆手に取った「アートサーカス」というテーマのおかげと思われます。たしかに全体的に大雑把な作りではありましたが、それがかえってアジアンパワーを感じさせるものとなっておりました。
 個人的には前に雑誌で見たときから気になっていた米田知子さんの作品をはじめて生で見たのですがやはり考えさせられるものがありました。米田さんの作品は歴史的事件があった場所の現在の姿(一見のどかな風景)を写真に納めたものです。今回は震災後の神戸がテーマでした。

 会場は大賑わいで家族連れも多くみなさん楽しそうでしたが、なんといってもこのトリエンナーレは会場を一から作り上げた出展者ならびにスタッフの人々が一番楽しかったのではないかと想像。なんとなく会場の雰囲気からそう感じました。私もいつかビエンナーレとかトリエンナーレとか出展しちゃう日が来るかしら?

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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