作品展示のための額縁が必要なんだけど、額縁って高い!(結構作るのに手間が要るから当然だけど)
今回の作品には「浮かし額」といって作品と手前のアクリル板の間を浮かしてあるもの(通常3~5cm位)が必要なので普通の額縁よりさらに高い。
自分で作れないのかなーと調べてみたら参考になる本を発見!
しかし、在庫がなくなかなか手に入りにくい本のようです。
↓(本の紹介より引用)
詳説・書画の装い 額と屏風をつくる
薮田夏秋著 B5・167頁 本体2,500円 ISBN4-8170-8021-3
書にも画にも利用できる雅で落ち着いた和額と、現代的な浮かし額、そして一度は試みたい小屏風の制作過程を 写真400点と図版で徹底解説する。日本人の知恵と技が詰まった伝統的手法。額にしても屏風にしても、形や大きさ、様式は多様である。本書では初めての人でも取りつきやすい種類に限定して解説した。和額と屏風の骨と縁は、今日では表具師も専門工場で作ったものを購入するのが一般的である。巻末に購入方法を付す。
●主な目次
■和額 骨の準備、下張り①骨縛り②骨締め③べた貼り④蓑貼り⑤蓑押さえ⑥すき取り ①袋貼り、表貼り①表貼りについて②表貼りと裏貼り③作品を貼る、枠①枠について②枠の金具③仕上げ
■浮かし額 制作工程、ベース①表紙と裏表紙の準備②貼り込み、浮かし板①板の準備②下貼り、作品の貼り込み①裏打②断裁③貼り込み、内枠①裂の準備②貼り込み、組み立て①浮かし額②留め金と吊り金具
■小屏風 制作工程、骨、下貼り①骨縛り②骨締め③蓑貼り④蓑押さえ⑤すき取り、蝶番①蝶番②羽の位置決め③羽とくるみ④くるみ貼り、袋貼り①下袋②上袋、表貼り①表紙、作品①裏打1②裏打2③貼り込み、縁①縁なし②縁(女桑)③縁(塗り・漆艶消し)