美術館で売っているカタログ、最終日間近に行くと売り切れていることがよくあり、しかも何年か後にプレミアがついて値が上がることが時々ある。
1997年にセゾン美術館で行われた「デ・ステイル展」のカタログは今は6,300円、もともといくらだったか忘れたがおそらく4,000円前後だと思う。
というわけで欲しいと思った美術展のカタログは財布が許す限り買っておきましょう!
このように、自分が好きだから買ったのに数年後値が上がってうれしい、みたいなの(スターウォーズグッズとかLEGOとかPETSとか)世の中にはたくさんあり。かくいう私もLEGO育ちで本当にお金に困ったら全部売ってしまえ!と思っている(辛いけど…)。
ホントは現代美術作品というのもそういうものなんだけど。この作品気に入っちゃったし作者にも好感が持てるしと思って購入、作品の値が上がったら自分の目利きがあっていたということで。現代美術の面白さの一つは作者の成長に伴う作品価格の上昇をリアルタイムで実感できることにあり。既に欧米などでは現代美術は投資の対象の一分野として認識されている。
しかし、実際のところ現代美術作品なんてどこで見たらいいか、どうして買ったら良いか分からないという人がほとんどでしょう。
というわけで次は日本現代美術界の流通機構について考えてみよう!
明日へ続く…