chat GPT はアーティストにも役に立つ① ポルトガルのアートについて

chat GPT はアーティストにも役に立つ① ポルトガルのアートについて 現代美術, ポルトガル, ファイバーアート, テキスタイル, fiberart, contemporaryart, chatgpt Hidemi Shimura

最近話題の chat GPT はアートについて調べるのにも色々役に立つのではないかと思ったので試してみました。

まずはポルトガルのコンテンポラリーファイバーアートについて調べてみました。

私は5月にポルトガルで展示をするのですが、なぜポルトガルで私の作品が選ばれたのか?について興味がありました。
ポルトガルの首都リスボンには2018年にグループ展のための短期のアーティストインレジデンス的な感じで滞在したことがあります。その時ギャラリー等では実験的な作品もよく見かけましたし、ミクストメディア系の作品が人気なのかな?と感じました。
あと、ポルトガルにはContextileというテキスタイル系アートのビエンナーレもあり、もしかしてテキスタイル・ファイバー系のアートが盛んになりつつあるようで、その流れで私の作品もポルトガルでの展示に向いているのかな?という感じです。

まずは日本語で「ポルトガル コンテンポラリーファイバーアート」で生成してみました。最後の文章が途中になってしまいましたが、以下のような結果です。具体的なアーティスト名が出てきたのが意外でした。AI翻訳でも日本語はまだ間違いが多かったり、AIが日本語を使いこなすのはまだ先だと思ってましたが、少し不自然な文章はあるものの、日本語でこれだけ書ければ十分ではないでしょうか。

ポルトガルのコンテンポラリーファイバーアートは、伝統的なクラフト技術を現代のアート表現と融合させた多様でダイナミックな分野です。ポルトガルには長いテキスタイル生産の歴史があり、現代のファイバーアーティストたちはこの遺産を継承しながら、ファイバーやテキスタイル素材にできることの限界を広げています。

ポルトガルの代表的なコンテンポラリーファイバーアーティストには、以下のような方々がいます:

  1. ジョアナ・ヴァスコンセロス(Joana Vasconcelos):ヴァスコンセロスは、ファイバーやテキスタイルなどの様々なメディアで活躍するコンテンポラリーアーティストです。彼女の作品は、鮮やかな色と大胆なパターンを特徴とし、女性性や家庭的なテーマを探求しています。
  2. ヘレナ・ロエルマンス(Helena Loermans):ロエルマンスは、綿、ウール、シルクなどの自然素材を使用して大規模なインスタレーションや彫刻を作成するファイバーアーティストです。彼女の作品は、しばしばエコロジーや持続可能性のテーマを探求しています。
  3. アナ・テレサ・バルボザ(Ana Teresa Barboza):バルボザは、刺繍などのファイバーテクニックを作品に取り入れるミックスメディアアーティストです。彼女の作品は、しばしば自然の風景や日常のシーンを描いています。
  4. クリスティーナ・ロドリゲス(Cristina Rodrigues):ロドリゲスは、伝統的なテキスタイル、見つけたオブジェクト、自然素材など、様々な素材を使用して大規模なインスタレーションや彫刻を作成するテキスタイルアーティストです。彼女の作品は、しばしばアイデンティティや文化遺産のテーマを探求しています。

全体的に、ポルトガルのコンテンポラリーファイバーアートは、伝統的な技術と現代のアート表現を

英語で「Portugal contemporary fiber art」と入力し、生成してみます。日本語と同じ内容で、途中で途切れず最後まで表示されました。

Contemporary fiber art in Portugal is a dynamic and diverse field that combines traditional craft techniques with modern artistic expression. Portugal has a long history of textile production, and contemporary fiber artists are building on this legacy while pushing the boundaries of what can be done with fiber and textile materials.

Some notable Portuguese contemporary fiber artists include:

  1. Joana Vasconcelos: Vasconcelos is a well-known contemporary artist who works in a variety of media, including fiber and textiles. Her work often features bright colors and bold patterns, and explores themes of femininity and domesticity.
  2. Helena Loermans: Loermans is a fiber artist who creates large-scale installations and sculptures using natural materials like cotton, wool, and silk. Her work often explores themes of ecology and sustainability.
  3. Ana Teresa Barboza: Barboza is a mixed-media artist who incorporates embroidery and other fiber techniques into her work. Her pieces often feature natural landscapes and scenes from everyday life.
  4. Cristina Rodrigues: Rodrigues is a textile artist who creates large-scale installations and sculptures using a wide variety of materials, including traditional textiles, found objects, and natural materials. Her work often explores themes of identity and cultural heritage.

Overall, contemporary fiber art in Portugal is a vibrant and innovative field that combines traditional techniques with modern artistic expression. Portuguese fiber artists are exploring a wide range of themes and materials, and their work is gaining increasing recognition both within Portugal and on the international stage.

そして「contextile Portugal biennale」で出てきたのがこちら。

Con-textile Portugal Biennale is a biennial international textile art event that takes place in Guimarães, Portugal, organized by the Con-textile textile company. The first edition of the biennale took place in 2018, and the event features exhibitions, workshops, conferences, and other activities related to contemporary textile art.

The Con-textile Portugal Biennale aims to promote textile art and its cultural and economic value, as well as to foster international exchange and collaboration in the field. The event brings together artists, designers, curators, scholars, and other professionals from different countries and backgrounds, creating a platform for dialogue and knowledge sharing.

The exhibitions presented at the Con-textile Portugal Biennale showcase a diverse range of textile art practices, from traditional techniques to experimental approaches. The event also includes workshops and other educational activities aimed at promoting the development of textile art and supporting emerging artists.

Overall, the Con-textile Portugal Biennale is an important event in the international textile art calendar, promoting innovation, creativity, and sustainability in this field.

contextileだけで生成すると、最初にこのビエンナーレの主催者であるcontextileというポルトガルのテキスタイルの会社の説明が出てくるので、正確な内容を調べるにはキーワードを適宜増やす必要がありそうです。

あと、キーワードが少なくて曖昧だとでたらめな文章が生成されるので、内容の真偽を判断できるくらいの知識は無いと使いこなせないようです。しかし、大勢の人が使う事によって学習し、精度も上がってくるのでしょう。知りたいことを簡潔な文章にまとめてくれるので、知識が増える感じがあってとても良いです。chat GPT 面白いです!

結局私の作品とポルトガルとの関連はまだ分かりません。なんとなくですが作品の素材や技法と、ポルトガルで好まれる作品の系統がマッチしたのでは?と思いました。引き続き調べたり考察していきたいと思います。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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