ケ・ブランリ美術館② コレクション展について

ケ・ブランリ美術館② コレクション展について 原始美術, primitive art Hidemi Shimura

2年前の事ですが、展示でパリに行った時に訪れたケ・ブランリ美術館の事を書いています。2回目は収蔵品展についてです。
1回目の記事 ケ・ブランリ美術館① パトリック・ブラン氏の垂直庭園 -Patrick Blanc’s vertical garden- も是非見てみて下さい。

ケ・ブランリ美術館は膨大な原始美術のコレクションを誇る美術館です。設立された経緯については、Wikipedia をご一読ください。
実際に行ってみて、展示のボリュームに驚きました。収蔵品展の他に、随時企画展も開催されているので、両方丁寧に見るにはかなり時間がかかりますので、ゆっくり時間をかけて滞在する事をお勧めします。

ケ・ブランリ美術館② コレクション展について 原始美術, primitive art Hidemi Shimura

展示スペースは上の写真のように横に長く、一筆書きでぐるっと回れるようになっています。アースカラーを基調にした配色、土壁のような質感の曲線的な壁など、建築家のジャン・ヌーベル氏によって展示内容にマッチするように設計された素敵な美術館です。

以下、展示風景の画像を抜粋してアップしますので、お楽しみください。クリックすると大きい画像が開きます。

これは、ライトアップされた美術館の庭と、すぐ近くにあるエッフェル塔です。昼間から行ったのに、閉館時間まで滞在してしまい、帰りにはすっかり暗くなっていました。
庭にカフェやレストランもありますので、ここを訪れる機会があったら是非一日ゆっくり過ごしてみて下さい。

ケ・ブランリ美術館② コレクション展について 原始美術, primitive art Hidemi Shimura

ケ・ブランリ美術館② コレクション展について 原始美術, primitive art Hidemi Shimura

次は、ここで私が訪れたときに開催されていた企画展「Black Indians」について書きます。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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