柳宗悦邸&李朝の家具と民画

柳宗悦邸&李朝の家具と民画 アート ART Hidemi Shimura
 柳宗悦邸の修理が終わって今月初めに公開してたので行きました。昔の家民家独特のちょっとした遊び的な空間や装飾があって楽しめます。日本民藝館では展示「柳宗悦の蒐集」をやっていていろいろ柳宗悦が集めた物を展示しています。特に朝鮮の李朝の家具と民画がすばらしくって目から鱗です。李朝の家具は鉄で装飾してある日本の家具と違って装飾部分が銀色でこげ茶といぶし銀色の組み合わせが素敵です。かなり気に入ったのでこれいつか絶対買います、私。民画は色とかタッチは日本の木版画と似てますがなんでもないものだとかをかわいらしく描いていてすごいモダンアートっぽい。
 柳宗悦邸は当時としては普通の民家なので古民家を見るという意味ではもっと当時のお金持ちが贅沢して建てた家の方が装飾などが見ごたえがありますが、実際彼がここに住んでいて集めた色々な家具とか品々が実際置いてあった当時はすごくいい感じの家だったと思う。
 6月だけではなく7月以降も下記スケジュールで公開するそうです。
     7月   5、12、19、26日
     8月   2、9、16、23、30日
     9月   6、13、20日
     10時30~16時

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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