浙江省麗水市松陽には”郷村798″芸術家写生基地がある

北京には工場跡を改造した“798”芸術区がありますが浙江省麗水市松陽にも「郷村798」があるそうな。

この写生センターは穀物倉跡を改造したもので、まわりは楓と松の林・茶園・蓮池など田園風景に囲まれ、芸術家のスタジオ・美術館・芸術創作村が併設されている。
すでに多くの美術学院生などが写生センターを訪れている。
さらに芸術家100名余りが泊まれる部屋もあり、エアコン・電話・パソコン・お湯サーバー・専用のバスルーム・食事用スペースもついている。さらに700平米以上の展示ホールもあり芸術家は無料で展示できセンターは作品の管理も請け負う。

こちらから写真も見られます

なかなかのんびりしてそうでいいかなあと思ったのですが、とくに画家の方はこちらに滞在して制作するのも良いのでは?
しかし展示ホール700平米は広すぎでしょう!いつも思うんだけどそんなに広いと場所が埋まらなくて困るんですってば。どうして中国の美術館とかギャラリーは無駄に広くなる傾向にあるのかなあ。
箱を作る前に中身が大事だと思うんですけど…

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
記事一覧 Website Instagram