蘇州のアーティストインレジデンスの締めくくりとしての個展が土曜日より始まりました。
たった一週間の展示なのに3メートルの大きなポスターが作られたり、カッティングシートの文字が壁に貼られたり、とても大掛かりな準備が進められ、正直そこまでやらなくても良いのでは?と思いましたが非常にありがたいです。こんなに準備を頑張られては「これはなんとしても作品を完成させないと!」とオープニングの前の日も徹夜で展示の設営作業を行ったのでした。
どうにか無事にインスタレーション作品の制作を終え、日本から持ってきた作品と合わせて無事に展示を始めることが出来ました。展示スペースは300㎡はあり、私の作品は作るのに時間がかかるので小さい作品が多く大分隙間が多い展示となりましたが、展示の仕方を工夫すれば意外と何とかなるものだなーと思いました。
作品に使っている蘇州の糸はシルクなのでとても繊細で、絡まりやすく、ちょっと何かが引っ掛かっただけでも毛羽立ってしまうので、扱いがとても難しいです。制作中もなんどか糸が絡まってしまい、とても大変でした!
展示を行うこと自体をギリギリに決定したためあまり告知する時間も無かったのですが、オープニングパーティにも結構人が来てくれて安心しました。
オープニングの後はレジデンス滞在先のアートエリア内にある宴会室でホテルのシェフの出張サービスによる豪華ディナーがふるまわれました。
本当に至れり尽くせりでびっくりです!