Spiral Jetty -Robert Smithson-

 景色そのものに手を加えてアートにしてしまうものを「アースワーク」とか「ランドアート」とか言いますが、今日からランドアートの研究を始めることにしました。世界中の情報を集めてある程度たまったらHPに位置情報つきでデータベース化するつもり。それは何の役に立つかというと自分がどこか行くことが決まった時についでに見に行ったりできるからです。時々他の人々の役に立つかもしれないし。
 第一弾はランドアート界の第一人者ロバート・スミッソンです。ユタ州ソルトレイクの塩とか泥とかを使って作った大きいぜんまいみたいな渦巻き「スパイラル・ジェッティ」は結構写真見たことあったりするかもしれません。これはランドアートの入門編みたいなのでいつか見に行きたいものです。

 ランドアートは60年代辺りのエコロジーな風潮の中で出現した表現形式なのですが、環境破壊だという声が増えるにつれて下火になっていったようです。自然にちょっと手を加えて違う形にしたりしただけで環境破壊とみなす人もやはりいるわけで、作品が大きくなればなるほど人々の議論を呼ぶものだなー。
 あと、すごい変!とかすごいきれい!とかな奇景情報も集めたいので情報お待ちしております。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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