オンラインストアが越境ECサイトになりました

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オンラインストアをリニューアルして海外からも注文が可能になりました。

https://store.hidemishimura.com/

制作には「Shopify」を使用しています。敢えてオンラインストアらしくない、エレガントな感じのデザインにしてみました。

これを作ったのにはいくつかの理由があります。

  1. Shopifyでストアを作ってデザインをカスタマイズしてみたいと前から思っていた
  2. 滅多にない事ですが、展示会場によっては作品購入にクレジットカードが使えない事があるので、どの国にいてもオンラインでも購入できるようにしておけば便利だろうと思った
  3. 私の作品は海外の方に購入されることも結構あるので、越境ECサイトにしておけば万が一購入されるかも?と思った
  4. もし将来グループ展など企画した時に、オンラインストアでの販売もするかもしれないから、その練習台として
  5. 作品のアーカイブ代わりとして―ポートフォリオや在庫管理用に。歴代の作品リストを作成して管理している人も多いけど、私はそういうのが不得意なので、オンラインでどこからでも見られるアーカイブが欲しいと思った。

私の作品のように実物を見ないと分かりにくい作品の場合、作品の販売は展示がメインとなるので、私自身はこのオンラインストアは補助的なものとして捉えています。

あと、あるギャラリーでも作品を扱っている場合、当然ながら他のオンラインストアには作品を載せられない事もあるので、その場合は一部の作品は一時的に非表示にするという事になります。

コロナ渦中にギャラリーもオンラインストアを持つのが主流となりましたが、まだ無い所もあるので、そういう所で展示する場合にも1つの販売手段として役立つだろうと思っています。
例えば展示期間限定の特設ページを作成し、そこでの販売分もギャラリーへ販売手数料を戻す、という形にすれば良いのでは?と思います。

現時点で作品の数はそれほど多くないのですが、今作り溜めているので、次の展示の機会辺りにドーンと増えます。
しばらく展示は休んで、作品を作り溜めたり、例えばオンラインストアを作ってみたり、調べ物をしてみたり、物を減らして制作しやすい環境にしたり、と色々しています。
私の作品は作るのに時間がかかりますが、作品が大量にたまったらまた展示しますので、復活までしばしお待ちください。

現代美術作家 シムラヒデミ
主に刺繍糸を素材に作品を制作するアーティスト。大学でファッションデザインを専攻、卒業後3DCG制作の仕事に就く。
2005年より現代美術作家としての活動を開始。デビュー直後にパリで個展を開催する等順調に海外での活動を広げる。2006年より社員旅行をきっかけに好きになった街、上海へ移住。それほど長く住むつもりではなかったものの、リーマンショックによる画廊閉鎖など予想外の展開に翻弄され、7年近く住んでしまう。
2013年12月日本帰国、埼玉県所沢市在住。引き続き現代美術作家として活動。現在、2025年のアーティスト活動20周年の為に作品を作り溜めている。

このブログではアート・文化・歴史に関する考察、自身の活動報告等を投稿しています。
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