Hidemi Shimura

Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 上海額縁事情-紅木の額縁 2013-10-30 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura縦に長いモノクロの作品のために上海で紅木製の額縁を注文しました。普段使ってる箱型の白い額縁は毎回同じところに注文してますが、今回は特殊なタイプなので違うところに頼みました。 もともとこの作品には角がカーブしたアジアっぽい額縁を使いたかったのですが、この額縁は普通の額縁より作るのに時間がかかり10日ほどかかるため、前に額縁を作ったときは日数に余裕がなかったのでやむを得ず普通の額縁を使っていました。 その額縁が傷んだので作り直す必要があり、せっかくなので今回はこちらの額縁にしようと思ったわけです。 ネットで調べたら家の向かいに1987年創業の額縁屋さんがあったのでここなら大丈夫そうと思って行ってみました。 今日は額縁を作る本人は不在で奥さんが店番をしていたのですが、どう見ても額縁について全然分かってなく「大丈夫?」と思いました。しかし、飾られている見本を見てみるとしっかりした出来なので大丈夫だろうと思い… 材質を選んで大きさを伝えて見積もりを頼んだら「分からないから旦那に電話で聞いてみるわ。」となり、電話で一生懸命説明してるんだけど「額縁の寸法が440ミリと1110ミリで…」「え?410センチと110センチ?」のような会話が繰り広げられ(この人たち夫婦なのに数字すら通じないってどういうこと!?)と思いました。しまいには、受話器を渡され「あなた自分で説明して!」と言われ、(私だともっと通じないと思いますけど!)と思ったけど、頑張って説明しました。 苦労の末無事見積もりも注文も済ませることが出来ましたが、私が使ってる額は内側に空間のある浮かし額(立体額)という特殊なものなので、一応見本としていつも使ってる額も置いてきましたが、うまく伝わったか心配です。明日は旦那さんがいるそうなのでまた念押しに行ってみようと思います。 思えば上海に引っ越した頃は良い額縁屋もどこで材料を買えるかも分からず、全部1から探さねばなりませんでした。今はいつも頼んでる額縁屋さんもあるし、大体上海のどこに何が売ってるかも知ってるし、色々ネットでも買えるしあまり大変な思いをしなくてもすむようになりました。 中国ではよく街中でも紅木家具という看板のついた家具屋を見かけますが、深紅やこげ茶の木を使った中華風高級家具の事です。紅木とはWikipediaによるとインド・スリランカ原産の高級木のことを指すのですが、中国ではもっと広い意味でコウキ(檀香紫檀)、カリン、シタン、タガヤサン、アフリカシタンなどの高級木一般を指すらしいです。中国での高級家具人気による需要が増えたため価格が上昇しているそうです。どうりで、数年前に比べて随分値上がりしてると思いました。(中国はインフレで物価が上昇中というのもありますけど。) この木は時間が経つにつれて熟成されて色が変化していくタイプなので、この額縁も大事に扱えば何十年も?使えるようになると思います。とりあえず、出来上がりが楽しみです。 11/12追加:額縁はきちんと出来上がっていて家までちゃんと届けてもらえました。紅木製(私はクルミの木を選びました)なので普通の額縁の2倍くらい重いです!でも、しっかりした出来上がりで安心しました。
  • 額縁はやっぱり大事だと思った件 2013-10-25 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura2月に新宿で展示の予定があるので、昨日打ち合わせに行ってきました。 実物も見せるために小さい作品も持って行ったのですが、額縁の縁と作品が近いのが気になるので、額を大きくするか、縁のないアクリルボックスタイプにしたほうが良いのでは?という意見がありました。実は、額縁を大きくしたほうが良いという意見は前から何回か言われていたので、これを機に小さい作品のものだけでも全部とっかえよう!と決定しました。 私は断然木の額縁が好きなので、アクリルボックスは使いませんが今までと同じ額縁(写真のもの)で少し大きめのものに一新します。 なんとなく小さい作品は余白も少なくて良いと思い込んでいたけど、本当はどの大きさの作品でも(むしろ小さい作品ほど)大きめの余白があったほうが作品鑑賞の時に縁が邪魔にならないのですよね。 ちょっと前にたまたま少し大きめの額縁に入れた作品の写真があって↓見てみたら余白が2cmくらい多いだけなのに確かにこちらのほうが落ち着いて見えます。 この作品は、去年出産祝いに依頼されてオーダーメイドで作ったものです。バーコード部分も特別なものになってます。というわけで、私の作品はオーダーメイドも受け付けますので、プレゼントなどにどうぞ!良いなと思った方はまずはお問い合わせ下さい。 この白い額縁は上海のずっと同じ額縁屋さんに頼んでいて、クオリティが良い上に価格もお手頃なので助かってます。 日本に帰ってからも額縁だけは同じ所に頼み続けたいくらいです。 他にこういうモノクロの作品があるので、これは背景をグレイにしてカドの部分かカーブしている中華風(和風でもある)額に入れようと思っています。きっと現代美術なのに和室の床の間にも似合う作品になるでしょう。 展示は2014年2月21日~28日、新宿京王プラザホテルロビーギャラリーにて開催です。二人展です。ギャラリー以外のロビー部分、カフェ部分も使った結構広い空間での展示になります。 (これから展示までに)畳一畳くらいの大きさの作品も作りますので、まだ先の話ですけど興味のある方は是非見に来て下さい。        
  • 辛いもの食べたい人へ!上海おすすめの激辛料理屋 2013-10-23 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura日本の中華料理というと広東料理風が多いので、日本人はあまり本気で辛い中華を食べたことがないかもしれません。また、上海の料理は醤油味の角煮風やあっさり塩味など甘めもしくはあっさりした味付けが多く、上海人にも辛いモノが苦手な人は結構います。 上海では中国全土の料理が食べられます。今回はその中でもおすすめの辛い料理が食べられる所をお知らせします。わりと老舗ばかりなので、潰れたりすることもめったにないと思うので是非行ってみて下さい。 どの店も人気があり、並んでいることも多いので予約をしたほうが確実です。 雲南料理「雲之縁」 上海長寧区杨宅路85号(近新華路) 021-62827756 2階建てのこじんまりしたお店です。定西路に支店もありますがこっちのほうがおいしいです。 苗家烤魚(魚の唐揚げ風)と苗家酸湯回魚(魚と高菜のスープ)は特におすすめ、それ以外の野菜を使った料理も見た目は辛くなさそうなのにけっこう辛いです。色々な香辛料、唐辛子を使い分けているのでそれぞれの味付けにはバリエーションが有ります。辛いだけではなく野菜を豊富に使っているので栄養バランスも取れています。 四川料理 龍門降茶屋川菜館 Sichuan Citizen 東湖路30号1楼近淮海中路 021-54041235 なぜかいつも欧米人で賑わっています。山椒が嫌いな人には結構大変です。私もいつも山椒を一粒一粒よけながら食べています… でも本格的な四川料理が食べられます。初めてここの麻婆豆腐を食べる人は「ほんとの麻婆豆腐とはこんなにガツンとした味なのか!」と驚くに違いありません。ほかには、水煮鯰魚は四川料理店では必ず注文する定番です。辛くない野菜料理なども一緒に注文するのをお忘れなく。 火鍋 海底撈 上海市内に何店舗もあり 火鍋は小肥羊も市内にたくさんあるのですが、こちらのほうがサービスが良いのでおすすめ。スープの種類は半分辛くて半分辛くないのと言って頼めばすぐに陰陽模様の白と赤のスープが入った鍋が来ます。注文は紙に印刷されたメニューに自分で数を書き込むので、中国語がわからない人は辞書や旅の指さし会話帳(食材の名が載ってるもの)など持っていくとよいかもしれません。少人数の時は野菜など1/2ずつという注文の仕方もできるのでいろいろな種類を注文できます。葉っぱものは赤いほうのスープで煮るととても辛くなってしまうので要注意です。 湖南料理 Spicy Moment 五原路71号(近常熟路) 021-54030775 湖南料理が気軽に食べられる小奇麗なお店。湖南料理はストレートに唐辛子の辛さなので私は四川料理よりこちらのほうが好きです。いろいろな種類の辛さが味わえます。肉料理はけっこうガツンとした味です。辛くないものも含め野菜料理も多めに頼むと胃には優しいかもです。 麻辣烫 紅麻辣料理 万航渡路465号(近鎮宁路) 021-62489396 本格的な麻辣烫です。串に刺さった具が赤いスープの入ったボウルに入ってきます。ここも注文は紙に数を書き込んで渡す形式です。ここまで山椒がたくさん入っていると私には歯が立ちません。ここの料理は私にはほんの数口しか食べられません。山椒大好き、辛いもの大好きな人はぜひ行ってみて下さい。 ここの老媽蹄花(白いんげん豆と豚足の煮込み)は長い時間煮込んで作られた優しい味です。これは塩味だけで辛くないので、辛くて食べるものがない…と思った人はこれを頼んで下さい。あと、ここはとてもローカルな店なので店内は綺麗ではありません。
  • 上海当代芸術博物館 「時代肖像-当代芸術30年」展 2013-10-12 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura上海当代芸術博物館 Power Station of Art は上海の万博パビリオンがあるエリアの近くにある美術館です。昔発電所だったところを改造した(イギリスのテートモダンと同じですね)とても広くて面白い建物です。入場は特別展(海外から大物アーティストの作品が来るとか)がない限り通常は無料です。 11月10日まで「时代肖像-当代艺术30年」展という展示をやっていて、中国現代美術の流れに沿った分かりやすい展示になっています。「この人知ってるー」という有名な人から若手でまだ馴染みのない作家まで混じって展示してあり、アーティストの分布も偏ることなく全国から集めているようでした。 暗い色が多かったり政治色が強かったりする中国現代美術展の中には見に行くと気分が沈んでしまうものも時々あります。ですが、この美術館自体天井が高くて明るい作りになっているのと、結構明るくてポップな作品を選んであるので、見ていても楽しい展示となっています。ちょっと子供が走り回ったり騒いだりしても大丈夫な雰囲気なので、子供連れの家族にもおすすめです。 展示のメインは1-2階ですが、3階の南側にあるホールから黄浦江が一望できるので上の階に行くのもお忘れなく。バンド周辺の気取った景色とはまた違った眺めが楽しめます。  
  • Power Station of Art “Portrait of the times -30 years of Chinese contemporary art-“ 2013-10-12 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi ShimuraPower Station of Art is an art museum near the World Expo area in Shanghai. This building used to be an old power plant renovated into an art museum  ( same as the Tate Modern in the UK ), it’s an interesting and large building. Admission is usually free except special exhibition ( like big name foreign ...