Hidemi Shimura
革命家というお仕事 2005-12-15 モーターサイクルダイアリーズを観て思ったのですが、革命家という人って一体いつから革命家という肩書きになるんでしょう。革命家を目指した時から?1つ革命に成功してから?後から誰かに「あいつは一人前の革命家だ!」と言われてから?
ちなみにアーティストの場合は自分は今日からアーティストだ!と思ったときからアーティストなんだそうな(ってかれこれ10年近く前にとあるギャラリーのオーナーさんに言われたよ)。もし今日から弁護士目指すぞって決めた人が弁護士を名乗っちゃったら大問題なのに。
何を持ってアートとするかの基準は難しく、万人共通の確固たる判断基準は永遠に存在し得ないだろう。美術の中でも特に現代美術はなんでもありとされがちだが、もっともらしいコンセプトさえつければなんでも(へたくそでも美しくなくても)モダンアートになっちゃうと思っている人が(アーティストの中にもごくたまーに!)いるのはちょっと困りもの、だと私は思う。まあ、八百屋にも色々あるようにいろんなバリエーションがあって当たり前なんだけど。
ところでモーターサイクルダイアリーズには家のすれすれを通っていく小さくていい感じのケーブルカーが出てくるのだが、あれはチリのバルパライソにあるアセンソールというのらしい。いつか乗ってみたい。
二人の旅の軌跡を地図にしてあるページも発見
北京で自由の意味を考え直す 2005-12-11 北京での友人が書いた詩を英語に訳してもらったところどれも素晴らしい内容だったんだけど、特に感心したのがこちら↓
私にはいつも苦しみがつきまとう
でも私はその苦しみを取り除きたくはない
自由でいるということには常にその苦しみがつきまとう
だから私にはその苦しみが必要なのだ
そうなのね。自由でいるということには常に大きな責任を伴うことであり、常に自分の判断で行動し、失敗しても責任を取るのは自分自身っていうことなのねー。でもでも自由にやりたいんだからちょっとくらい大変でも仕方がないのよねー。
北京の文化な人々 2005-12-09 北京では友人の紹介のおかげでとてもたくさんの人に会う事ができて大収穫でした。
画家やら詩人やら俳優女優やらTVディレクターなどなどの皆さんと円卓を囲んでの宴。とくに感心したのは中国では詩人という職業が日本よりもずーっとポピュラーなようで、宴の時にも詩人の人が自作の詩を暗誦してみんなで拍手喝采!というシーンがあり、あまりの文化レベルの高さにめまいがしました…
その人の詩の内容はあとで英語で説明してもらったんだけどそれは明日書きます。
日本ではアーティストはまだまだ一般的な職業とは言いかねるし。文化的にはあんまりだし(ハイテク化or西洋化を文化だと勘違いしてる?)。なんか北京で出会った人々がちょっとうらやましい…
798より北東を狙え!(北京) 2005-12-08
しばらく中国行ってました。
北京でおなじみ大山子798芸術区。
しかし、最近798より少し北東にも2つアートヴィレッジが出来始めアーティストたちが少しづつ引っ越しているという情報をゲット!なぜなら、798が有名になりすぎて家賃が上がって来たからだそうだ。
というわけで北京進出を考えているアーティスト&ギャラリー&飲食店のみなさん、798よりもさらに北東を狙え!
その場所の名前メモった紙が見つかりません…行ってみたい人は798もしくは地図にも載ってる中央美術学院にてお尋ね下さい。
ちなみに798にはギャラリーやアトリエだけじゃなくレストランやカフェもたくさんあるので食事の心配はいりません。
莫干山路またまた again and again MogunshanLu 2005-12-04
写真左 去年の10月末撮影の莫干山路(夜だけど)
写真右 今の莫干山路
なんだか全然違います。ずいぶんおしゃれになった?かもしれませんけど。
しかし、入り口の所がいきなりレンガ造りになっちゃって798のパクリっぽい、もっとオリジナリティを出せば良いのに。
莫干山路の建物はみんなコンクリート造りじゃなかったっけ?
Left MogunshanLu in October 2004 (at Night)
Right MogunshanLu Now
Many things has changed. And became fashionable?