Hidemi Shimura

Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 宮島達男展 「FRAGILE」 2006-04-09  谷中にあるSCAI THE BATHHOUSEにて開催中の宮島達男展 「FRAGILE」を見に行く。何年か前に宮島達男氏の個展を初台のICC(インターコミュニケーションセンター)に見に行った時は実は全然期待しないで行ったのですが、幅5mの巨大な作品「MEGA DEATH」をひと目見て好きになっちゃったのです。  「MEGA DEATH」は沢山のLEDの数字が様々なスピードで9~1までカウントダウンして消えてしばらく休んだ後また9~カウントダウンしてというもの(それぞれの数字が人々が生きる速さを表している)ですが、完全にデジタルなのに見ているうちにまるで教会にいるかのような荘厳な気分にさせられる不思議な作品でした。    今回展示している作品は小さいのでどうかなあ?と思って見に行ったのですが小さな光が赤い蛍のようで大型作品とは違うしみじみとした良さがあります。小さくても荘厳さは充分に発しています。今回はLED同士を太い針金でつないでいる作品で人と人との関係性を表現しているそうです。  宮島達男氏のHPで読むことが出来る各作品のコンセプトの文もとっても明確かつ丁寧に書いてあってとても好感が持てます。最近では世界アーティストサミットを企画実行もしていて「ちゃんと」考えている人だなーとつくづく思います。  
  • フンデルトヴァッサー再び 2006-04-05 「芸術のための芸術は邪道である。建築のための建築は犯罪である」 by フンデルトヴァッサー ↑うーん、難しいけど意味はなんとなく分かる…  京都国立近代美術館で4月11日(火)~5月21日(日)までフンデルトヴァッサー展をやるらしい。フンデルトヴァッサーは「画家」「版画家」「建築医」「幸せを扱う商人」などの肩書きを持ち、徹底した自然主義なプロジェクトを実践した人です。  彼が手掛けた大阪舞州のゴミ処理場は税金の無駄遣いだという批判の声も多数寄せられているようですが、そのような事を言っている人にこそ是非今回の展示を見て欲しいものです。  こんなかっこいいゴミ処理場持ってる所なんてめったにないんだから大阪府の人々は是非誇りに思って欲しいものです。フンデルトヴァッサーはもう亡くなってるから新しいの作れないんだから大変な文化的価値があるわけです。それを今さら税金の無駄遣いがどうのと言うのは「日本は文化レベルが低いです!」と自ら言ってしまうようなものです、ので使っちゃった税金のことは潔くあきらめましょう!
  • bannerについて考えた 2006-04-04  だいぶ前に登録はしてあったんだけれどもやり方がいまいち分からなくて、やっとリンク(アフィリエイト含む)の載せ方が解明できました。  どのサイトを宣伝しようかなーと考える時に判断基準になるのはやっぱり内容の面白さと、あと非常に重要なのがバナーのデザインです。変なのはやっぱり載せたくないし。  いっぱい見てるうちにみんなすごく工夫してデザインしているんだなーという事を発見しました。あの小さい四角に出来る限りの情報を入れなきゃいけないわけですから。  このブログにもアフィリエイトコーナーが完成したわけですが、単なる自分の好みで勝手にリンクしてるサイトとアフィリエイトサイトが混じっています。さてどれがそうでしょうか??  私も自分のHP(netfolio)用に一個作ってみました。色がいまいちですけどとり急ぎ…
  • 開業宣言 2006-04-02  しばらくCGデザイナーと現代美術作家の2足のわらじを履いておりましたが、今月より専業的現代美術作家になることにしました。作品も最近少ーしずつ売れるようになってきましたし、とはいってもそれだけで食べていけるほどでは全然ない(しかも貯金もほとんどない)のでもっと営業的なことに力をいれないと!  しかし、今一番お手軽で人気のSSサイズの作品が手元に3個しかないので作品を作り溜めないといけません。30個分の材料は既に調達してあるのでまずは作品30個制作です。あとはポートフォリオ作り直したり色々やること沢山です。    CGのお仕事は7年以上やってたし結構面白いし、ただ今CG業界人手不足なので仕事に困ることは絶対にないのだけれども、とにかくハードな仕事なので2足のわらじには非常に向かない職業です。でも最初からCGの仕事がしたーいとCG一本でやっていくつもりの人にとってはとてもやりがいのある仕事だと思います。多様な知識が要求されるし、美的センスも必要だし、とにかく奥が深いお仕事です。  現代美術作家になるのにはマニュアルなんてありませんから、私のこれからのやけっぱちで試行錯誤な経験が今後作家を目指す人々の参考になるといいなーとは思うけど、でもやり方はひとそれぞれだもんねー
  • バブルは嫌いでして 2006-03-31  2年前ごろからじわじわときていた中国絵画バブルですがやっと新聞の記事に。バブルの崩壊とともに青春時代を迎えた私としてはバブルの恩恵をちっとも受けておらず、「バブル」という言葉には‘いつかぱっと消えてなくなる恐ろしいもの’というイメージがあり。バブル期は日本美術界もウハウハでにわかアーティストが増えたり、印象画の絵画いっぱい買っちゃったりしたそうだけどその面影はいまいずこ?とあっというまに寒々しい感じだし。中国が同じ道をたどらないことを祈ります。バブルがはじけて一番かわいそうな目にあうのはアーティスト達ですからねー。  株に飽きた人々がこの作品が上がりそうですよとか言われて買っちゃってるんだろうけど、それじゃ何にも楽しくないだろうし家にあっても邪魔になるだけだろうに。作品へ投資する時は自分がとにかく気に入って値が上がりそうだと信じるものを買わないと。いわば作品への投資ではなく自分のセンスに投資する!くらいの気合でやれば面白いのでは?  中国の画家達のテクニックはかなり高いレベルにある(テクニック重視の教育だから)と思うけど現代美術に関してはピンからキリまである感じで。いくら中国だからってそろそろ革命画っぽいのとかは見飽きたなーと思っていました。しかし、11月に798芸術区での展示を見たところによると先端にいる人々はすでにとっとと新しいスタイルに移行していたので安心しました。