Hidemi Shimura

Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 出来るだけお金をかけないで海外で作品展示する方法 2017-09-27 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura日本だけで作品を展示してアーティストとして活動していければ良いのですが、なんだかんだ言って今でも日本では海外で評価された作品をありがたがる傾向にあり、どうにかして海外で作品を展示したい!と思っている若いアーティストたちは沢山いるでしょう。 日本にも海外での展示やアートフェアへの出展を代行している団体はありますが、作品1点出すのに数万円かかったりします。しかも展示風景を見てみると、アートフェアの小さいブースに何十点も作品が飾られていて、それぞれの作品が全然目立っていないというような状況になってしまっていたりします。毎回出展するたびに何万円もかかり、その割にはあまり効果が無いような状態では続けていくのは難しいでしょう。 どうしたらあまり費用をかけずに海外で展示するチャンスを得ることが出来るのでしょうか? 海外では基本的に企画画廊しかないため、作品を展示してもらうためにはギャラリーに作品を気に入ってもらい展示をするという方法がメインになります。 そのための全てのアーティストに開かれた方法として、「Juried Exhibition (審査制の展示)」のコンペに応募するという方法があります。私も何度かこれに応募して選ばれてアメリカで展示しています。小さめのコンペでグランプリを貰ったこともあります。 こういう情報をどこで見つけるかと言うと、 New York Foundation of the Arts https://www.nyfa.org/Opportunities artshow.com http://www.artshow.com/juriedshows/ wooloo.org http://www.wooloo.org/open-call などなど、他にも検索すれば色々出てきます。 タイトルにNationalと付いているものはその国に住んでいる人しか応募できないので、Internationalと書いてあるものを選びましょう。 タイトルから判断して自分の作品に適した内容のコンペを選びます。見つかったら詳細を見てみて、応募できそうだったら資料等用意して応募してみましょう。 ※選び方のコツとしては、自分の作品に内容がマッチするものを選びます。例えば、Contemporary Art なら何でもOK!というような感じのものは、当てはまる人が多い分応募者も多く、競争が激しくなるので、更に限られたテーマで自分の作品とマッチするものを絞り込むようにします。私が今までに出したものだと、「Mixed Media」「Fiber Art (布や糸等を使った作品の事)」「Women」等自分の作品の特徴とよりマッチするものを選んでいます。 資料を英語で準備しないといけないというのが応募の際のネックになるかもしれませんが、履歴やアーティストステートメント、作品のコンセプト等、一度頑張って用意しておいて、それをその都度少しづつ変えたりして使いまわすようにすれば結構大丈夫です。 作品を説明する文章はとても大事なので、どうしても英語で書けなかったらプロに依頼して翻訳してもらいましょう。特に欧米の現代美術では作品のコンセプトが非常に重要視されますので、しっかりした文章を用意するのはとても大事です。 数回応募したくらいでは選ばれないかもしれませんが、そこで諦めてはいけません。負けずに何度か応募し続けてみましょう。 何度か試しているうちに文章が上手になったり、特定のテーマに合わせて作品を作ることにより作品の幅が広がったりもします。 いよいよ入選したらギャラリーからメールでお知らせが届きます。そして、決められた日に間に合うように作品を発送する必要があります。 英語でのやり取りとなるのでちょっと緊張するかもしれませんが、ちょっとくらい間違いがあっても意味が通じれば大丈夫!google等の自動翻訳を駆使して頑張りましょう。 初めて作品を海外に発送するときに陥りがちな過ちとしては、インボイス(送り状)に作品の申告価格を高く書いてしまい、送付先で高い関税を取られてしまうという事があります。インボイスには額縁の値段程度の低めな価格を書いておきましょう。 内容物の名前も正直に「Artwork」とか書く必要はありません。「Frame」とか「Room Decoration Object」とか書いておきましょう。 なるべく費用をかけないで送るとなると、郵便局を使うのが普通だと思いますが、FedexやDHLなどの運送会社は法人契約していると送料がとても安くなります。もし貿易の仕事をしている友達がいたら、法人契約のアカウントを使わせてもらえないか頼んでみても良いかもしれません。
  • 特別展|Livingに飾りたい1枚の絵 2017-02-23 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimuraただいま作品6点展示中です! 特別展|Livingに飾りたい1枚の絵 gallery fu 神奈川県横浜市中区石川町1-31-9 2017年2月10日(金)〜3月5日(日) 12:00~20:00 日曜日は18:00まで 入場無料 月曜日休廊 WEBSITE gallery fu が今回の展示の為に選んだ7人のアーティストがバリエーションに富む作品を展示中です。 リビングに飾って欲しい作品という事で、サイズも価格もお手頃になってます。 私がなぜ今回のような作品を作ったのか↓ ある日の夕方、とある駅前にて若い男性がタバコを吸いながら「死ね、死ね、死ね」と呟いているのを見かけました。私は、この人病んでる…と思うと同時に、大変な世の中になってしまった!と思ったのでした。 この先の分からない不安定な世界で、アートなどというものには何の力も無いような気がすることがあります。それでも、作品を見た時にぱっと明るい気分になってほしいという希望を込めて、今回の作品は「朝焼け」をイメージして作りました。 朝焼けというのは不思議なもので、同じ太陽なのに場所・気温・大気の状態などによって全く違う色合いになります。同じように、私たちもこの世界のそれぞれの場所で、それぞれ違った幸せや悩みとともに生きているわけです。 私が作品を通して世の中のために出来ることはほんの少しですが、この作品を見た人たちが、これから昇っていく太陽を見た時のように、そっと励まされたような気持になってくれればと思います。
  • GET A LIFE! ヴィヴィアン・ウェストウッド展@上海 chi K11 art museum 2017-02-22 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura28日までなので、まだギリギリ開催中です。 会場は chi K11 art museumです。地下鉄黄陂南路のすぐ北側にある、K11购物中心という中々高級路線なオシャレな感じの新しいデパートにある美術館です。 デパートのあちこちにポスターが貼ってあるのに美術館が何階にあるのか全く書いて無く、迷ったあげく案内係のお姉さんに聞いて分かりました。美術館は地下の1番下の階にあります。 チケットは100元なので高めですが、若者が結構たくさん見に来てました。 撮影自由だったので、言葉で説明するより写真をいくつか載せます。 中国の若手アーティストとのコラボ展示なので、後半は中国の現代美術が展示してあり、それもとても良かったのですが、残念ながら待ち合わせがありゆっくり見られませんでした。 中国は実は若手のアーティストの支援が積極的に行われていて、結構大型な展示にも若手をじゃんじゃん起用してます。
  • 余徳耀美術館 YUZ museum 2017-02-20 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura遅ればせながら先月上海に行ってきましたので、上海のアート情報をお届けします。 まずは、余徳耀美術館 YUZ museum、市内南側、黄浦江西側の新しく開発中のアートエリアにあります。 地下鉄雲錦駅を降りたら少し北へ進み、豊谷路を右に曲がりまっすぐ歩くと突き当り右側にあります。 地図で見ると近そうですが、歩くと結構遠いです。(上海の地図は郊外に行くほど縮尺がおかしくなるので、1ブロックが大きくなるのです。) 大きな倉庫をリノベーションして増築した感じの大きい建物ですので、着いたらすぐに分かります。 会場が大きいので私が行ったときは4つの展示を見ることが出来てお得な感じでしたが、私立の美術館ですので入場料は中国にしては結構高いです。 確か4つ全部見ることが出来るコンビネーションチケットで140元でした。 予想に反して4つの展示の中で特に良かったのがアンディ・ウォーホルの「SHADOWS」でした。 予想に反してと言うと失礼な感じですが、アンディ・ウォーホルの作品は今までたくさん見てきてるので「またか…」という感じがしてしまうのです。 でも、実は一般に販売作品として出回ってない作品で良いものがたくさんあるのです。 今回の展示は大型作品をずらっと並べた迫力のある展示で、下地をアクリル絵の具用のモデリングペーストを使った時のような感じで凹凸のある仕上がりにペイントしてから上にシルクスクリーンでプリントするという技法のため、同じ版を使っていても作品ごとに質感や表情が違い、とても人間味のある作品に仕上がっていました。 他に、手書きアニメーション作家の奇才、孙逊 (Sun Xun)氏の「谶语实验室 Prediction Laboratory」も見ごたえがありました。 孙逊氏の作品は前にM50などでも見たことがありましたが、これだけたくさんのアニメーションを一度に上映するのは初めてではないかと思います。 まだとても若いのですが、隠れた狂気を感じさせる作風で、映像だけではなくペインティングやインスタレーション風の作品等幅広い作品を制作する能力のある作家ですので、今後世界的に活躍すること間違い無しです。 この美術館は、ミュージアムショップも結構充実していて、カフェコーナーでゆっくりすることも出来ます。 カフェでパスタを食べてみましたがなかなかおいしかったです。 但し、値段は日本とあまり変わらないので結構高めです。
  • 開花宣言 -blooming- シムラヒデミ個展 2016-04-07 Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura私の個展「開花宣言 -blooming-」小伝馬町JINEN GALLERYにて開催中です。 ぜひお越しください。 今回はいつものバーコードを使った「サイレントインベーダーズ」に加え、新シリーズ「ミュージック」「パラレルワールド」より新作数点も展示します。 DM画像は「ミュージック」シリーズより Mozart in Cherry Blossom -桜の下のモーツァルト- です。 JINEN GALLERY 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町7-8 久保ビル3F (久保金網商店ビル3階) 7-8 Kubo Bld 3, Nihonbashi Kodenmacho, Chuo-ku, Tokyo, 103-0001 web : http://www.jinen-gallery.com/ tel : 03-5614-0976 東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 2番出口より徒歩3分 JR総武線快速 馬喰町駅、都営新宿線 馬喰横山駅、都営浅草線 東日本橋駅 地下道JR出口 ② より徒歩4分