Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 作品が傷んで返ってきた時の対処方法 2021-01-14Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    私の作品は基本的に壊れやすい作品ではないのですが、最近異国の地のギャラリーより昨年展示した作品が返ってきた際、額が傷んでいて額装をし直さないと!という事があったので、そういう場合どうしたら良いのか?を書いておきます。 基本的にネットで買い物したら届いた商品が壊れていた!という時と同じ感じなのですが、下のような流れになるかと思います。 開梱して傷んでるのに気づいたらすぐに写真を撮っておく事 きゃー壊れてる!と思って慌ててしまい、直せるのかどうかあちこち触って見たりしてしまいそうですが、とりあえず落ち着いて荷物を開けてすぐの姿を色々な角度から数枚撮影しておきましょう。 すぐにその写真をギャラリーに送って壊れてたから弁償して下さい、と請求しましょう。 通常ギャラリーとの契約書内に「ギャラリーが作品を取り扱う過程で破損等があったら補償します。」という項目があるはずなので、作品破損の際は補償されるはずです。 作品の破損具合によって補償される額も変わると思うので、希望の金額を伝えて交渉しましょう。 全壊だったら全額補償になると思いますが、一部破損の場合は壊れ具合によって話し合って決めるという感じになると思います。 私の場合、傷んでいたのは額だけで、小さい作品だったので額代も大したことは無かったので、画像を送って伝えたら特に問題無く弁償してもらえました。 でも、もし世界に一つしかない作品が壊れて返ってきてしまったらと想像すると、ぞっとします。 同じものは二度と作れないのであれば、お金で償ってもらえば気が済むという問題でもない気がします。 作品の破損を避けるためにアーティスト側が出来ることとしては、以下のような感じかと思います。 梱包用の箱等をすごくしっかり作って、最初に作品を送る際に梱包をすごく厳重にして送る=返送の際も同じ梱包材で送ってもらえば良い 壊れやすい作品なのでよく注意して扱うようにと、前もってよく伝えておく 契約書は細部をチェックし、作品の破損の際の対応について追加が必要であれば項目を追加してもらう=この人の作品は壊したら大変なことになりそうだというさりげないプレッシャーをギャラリーに与えておくと良いです(しつこいと嫌われるので嫌われない程度に) 海外のギャラリーが相手の場合は特に注意が必要です。 普段から作品を作ったり、手作りで物を作る事が好きな人にとっては意外だと思うのですが、ものづくりをしたことが無い人はどういう作品がどの程度壊れやすいのかという事を想像することが出来ない事があります。 また、ギャラリー側も必ずしも作品の取り扱いに慣れたスタッフばかりではなく、時にはバイトやインターン等の不慣れなスタッフが作品を取り扱う事もあります。 なので、壊れやすい作品を作っている人は「この作品は壊れやすいから気を付けて取り扱ってください」とよく伝えておく必要があります。 ol li { margin-bottom:15px; }
  • 2020年 今年の酉の市の熊手 2020-12-08Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    今年買ってきた酉の市の熊手、去年より更に一回り大きくするかどうか悩みました。今年はコロナウイルスのせいで世の中が不景気になっていますが、だからこそ、ここで小さくなっていてはだめだ!という意味で、やっぱり一回り大きくしました。 今までもどんな状況でも作品は作り続けていたので、それについては私的には特に変わったことは無く、来年も今まで通り新しいことにチャレンジしつつ作品制作を続けていきます。
  • アーティストが見ると励まされる動画「8人のアーティストから 若者たちへのアドバイス」 2020-12-05Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    長いインタビューの抜粋を編集したものかもしれませんが、こちらの「8人のアーティストから 若者たちへのアドバイス」が良かったので埋め込んでおきます。 なぜか日本語字幕付き。 そして、私が好きなアーティストばかり。 見ると勇気づけられます。 パティ・スミス デヴィッド・バーン ヴィム・ヴェンダース マリーナ・アブラモビッチ ウィリアム・ケンドリッチ ジェイク・チャップマン(チャップマン・ブラザーズ) ディノス・チャップマン(チャップマン・ブラザーズ) オラファー・エリアソン ウィリアム・ケンドリッチのアニメーションもすごく好きなので埋め込んでおきます。 .youtube { position: relative; width: 100%; padding-top: 56.25%; } .youtube iframe { position: absolute; top: 0; right: 0; width: 100%; height: 100%; }
  • アーティストステートメントの書き方 第2弾 2020-11-21Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    この「アーティストのための色々」のブログ、長い間書くことが無くて記事を更新していませんでしたが久しぶりに投稿します。 久しぶりにアクセス数を見て驚いたのですが、全く更新していなかったにもかかわらず、多くの方に訪問していただいていたようで、とても嬉しいです。 「アーティストのための色々」を書くのに参考にさせていただいているアートコンサルタント Alan Bamberger 氏のサイトを久しぶりに見たらアーティストステートメントの書き方の記事が新しく追加されていたので、概要をざっと訳したものを載せます。 訳が難しいので時々変だったり意訳されてますがその辺はスルーして下さい 青字は私が追加した説明文です。 あなたの作品について興味を抱いた人はたいていサーチエンジンであなたの名前を検索し、ウェブサイトやSNSを発見し作品についての説明を読むことになります。作品の事を言葉で説明する事が好きか嫌いかにかかわらず、作品についての説明文を書く事は遅かれ早かれアーティストが直面しなければならない問題です。なぜなら、あなたの作品について説明できるのはあなただけだからです。 Keep it short. 短い文章で さっと読めるくらいの長さの文章にしましょう。150〜250語(半ページ分くらいの長さ)、の文章があれば作品の要点は大体理解できます。 (英語で150-250語くらいだと日本語だともう少し短いくらいの文章でしょうか) Keep it simple. 簡潔に 作品についての基本的な紹介文と作品を理解する手がかりが含まれていれば十分。普段作品を見た人々からよく聞かれる質問と、それに対してどう答えるのが効果的なのかをあなたは既に知っているでしょう。それらの情報を含めることが作品を理解してもらう良いきっかけとなります。 Write for total strangers. 見知らぬ人のために書く アーティストとして新しいファンを増やしたいと思うのは普通の事。あなたの作品の事をまだ知らない人には、作品を理解するための手助けが必要です。その人たちのために向けた文章を書きましょう。 Make sure anyone can understand your statement. 誰もが理解できるように 芸術教育を受けた読者だけが精通している芸術用語や専門用語を使う事は避けてください。誰もがあなたのファン、フォロワー、サポーター、そしてコレクターになる可能性があります。分かりやすいアーティストステートメントは、これらが増える可能性を高めます。 Welcome people to your art. 親しみやすく あなたが作品を見る人と積極的に関わり、作品を理解してもらう事を望んでいるという事を表現しましょう Make it conversational. 会話しているかのように あなたが読者の隣に立って、彼らと話しているかのように書いてください。つまり、三人称ではなく一人称で書くことを意味します。自分自身を指すときは、「彼」、「彼女」、「彼ら」ではなく、「私」、「私の」を使用してください。 Answer the question, “What’s in it for me, the reader?” 「鑑賞者から見て、何かが込められているのか」という問いに答える。 あなたの作品に何かを認識できるものがあることを知った人は、そうでない人よりも、それを探して学ぶことに多くの時間を費やします。 ※ここの意味は私にもよく分からないのですが、何かしら鑑賞者にとって共感できる内容・関わりのある事柄が含まれている方が作品への興味を引く、という事だと思います。 Stay positive.  ポジティブに 人々は作品の説明文について考えながら作品を見るので、ポジティブな印象を残すようにしよう。たとえば、「私の作品は苦しみと抑圧に関するものです」と言うのではなく、「私の芸術は苦しみと抑圧に終止符を打つものです」などと言いましょう。 Separate your art out from all other art.  他の作品と区別する 作品の眼に見えない価値や重要性について説明する。作品のどこが特別で、ユニークで、他の似たような作品にはないものは何なのか?  Talk about the “more” of your art. 作品について「更に」説明する 作品を見ただけでは分からない、何を表現し、象徴し、意味しているのかについて説明しましょう。 Make ...
  • 「tagboat x ジェイアール名古屋タカシマヤ」グループ展の様子 2020-11-18Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    先月出展した「tagboat x ジェイアール名古屋タカシマヤ」での展示の様子をアップします。 私は後期の10/22-27日に出展しました。 デパートだと設営を閉店後の夜と開店前の朝にしないといけないので大変なのですが、私は夜中の空港とか昼間人がたくさんいる場所がシーンとしている所を見るのが好きで、久々に閉店中のデパートの裏側を見ることが出来興味深かったです。 私はそもそも開店と同時にデパートに入るというという事はしたことが無かったのですが、結構朝始まってすぐにでもお客さんは来るんですね。 コロナウイルスの影響でデパートもお客さんが減ってるかもしれないと思ったのですが、そんなことはあまりなく大勢の方に作品を見ていただくことが出来ました。 私の作品は糸で出来ていて、写真と実物では感じが全然違うので、実物を大勢の方に見ていただける機会はとても大事です。 出展作品+新たに作品数点を追加し、12月から ギャラリータグボート にて販売の予定ですのでまたお知らせします! 開催期間:2020年10月16日(金)~27日(火) 会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 7階ローズパティオ 参加アーティスト 前期 10月16日(金)~21日(水) JUN OSON 足立篤史 荻野夕奈 片桐直樹 工藤千紘 清水智裕 新藤杏子 徳永博子 額賀苑子 深澤雄太 松尾貴史 渡辺おさむ 後期 10月22日(木)~27日(火) AKIKO KONDO ARTIST miu 有村佳奈 井口エリー 今関絵美 上床加奈 コムロヨウスケ シムラヒデミ ナカミツキ 橋本ユタカ 濱田有美 林恭子 まずはシムラの作品写真↓ 他の出展アーティストみんなの作品写真↓