Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ

  • 一体NFTにはどういう種類があるんだ?というのを調べてみました 2021-04-11Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    前回、「暗号資産(仮想通貨)で作品を取り扱われそうになったらどうすればいいのか?」で詐欺のような仮想通貨の話を書きましたが、ちゃんとした仮想通貨が欲しい!でもアーティストだから買うお金もないし…という時、今話題のNFTアート作品を作って売れば、仮想通貨が手に入るのではないか?と思ったのです。 しかし、バンクシーは作品そのものを燃やしてしまってデジタルデータだけにしてしまいましたが、作品壊さないといけないの?と思ったので、調べてみました。 こちらのYoutubeの説明が分かりやすかったので、参考にしたのですが、図を使って説明してくれているので、もし英語が分からなくても見たらなんとなく分かると思うので、興味があれば見てみてください。 こちらは、動画を元にNFTの種類をリストにしてみたものです。 作品実物も販売し+デジタル化したNFTアートも作る 作品実物を別途で販売し、更に作品を元に作ったNFTを別で販売する デジタル化した後、作品の実物は壊してしまい、NFTアートのみを販売する 元の作品を壊してしまい、デジタルデータしか存在しないようにする 例えば、バンクシーのようにシュレッダーにかけちゃうとか、燃やしちゃうなど 破壊する過程を動画に取っておいて、それもNFTのデータに追加するなど 作品実物は販売しないで手元に残しておき、デジタル化したNFTのみを販売する 作品の実物をどうしても売りたくない事情がある場合、NFTのみを販売するという手もある。 作品実物を制作過程の一部として使用し、独自のデジタルアートを制作する 例えば、彫刻を3DスキャンしてCGソフトでアニメーションを制作する、絵画の画像を使用したフォトコラージュやアニメーションなど デジタルアートを制作し、そのNFTを物体化したものを販売する これは説明が難しいですが、デジタルトークンを物体化したもの(フィジカルトークン)を購入者に渡す方法です。 こちらのBeeple(クリスティーズでNFT作品が6900万ドルで落札されたアーティスト)のNFTフィジカルトークンを購入した人が、届いた荷物を開梱する動画を見るとわかりやすいです。 この人はBeepleの作品がクリスティーズで売れる前にこれを買っています。 どうやら、別に作品そのものは壊す必要は無いようです。 そもそも、元々私の中では、実物の作品の所有者や価格等の販売記録をブロックチェーンに記録し、もし作品が転売されたらアーティストにもコミッションがその都度入るようにするという、作品実物とデジタルトークンが結びついたものを開発していてそろそろ実用化されそうだとかいうのは知っていたのですが、先にデジタルの方が流行ってしまったので、「あれ?NFTってデジタルのアートだけを指すの?作品実物の方はどうなるの?」と思って困惑していました。 しかし、例えば、この作品は「Artwork owner will also receive the physical piece.(購入者は作品そのものも所有することが出来る)」と書いてあるので、やはり、作品実物とNFTを一緒に販売することも可能なようで、安心しました。 作品実物以外に、作品を元に作ったデジタルフォトコラージュやアニメーション等も作品として認められるようになると、やっぱり自分でも作ってみたいと思いますし、作品の形態がより幅広くなったと思えばいいかなと思いました。ただ、やはり高価格で売れているものはクオリティが高いので、何でもデジタル化すればいいという訳でもなく、作品としてハイクオリティなものを作るのは必須だと思います。 私の作品は糸を使ったアナログな物ですが、以前3DCG制作の仕事をしていましたのでアニメーションを作ることも出来ます。作品としては特にアニメーションとかは使っていなかったのですが、面白そうだから何か作ってみるのも良いかな?と思っています。 .youtube { position: relative; width: 100%; padding-top: 56.25%; } .youtube iframe { position: absolute; top: 0; right: 0; width: 100%; height: 100%; } li { margin-top:15px; }
  • 暗号資産(仮想通貨)で作品を取り扱われそうになったらどうすればいいのか? 2021-04-09Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    アーティストの皆さん、もし突然作品を扱っているギャラリーのオーナーから「今度から作品を仮想通貨で販売することにしたから、作品の売り上げも仮想通貨で支払いでいいか?」と聞かれたらどうしますか? たいていの人が「え?何それ?急に言われても困るんですけど!」と思って混乱するでしょう。今回は、私が実際目にした出来事を基にそういう事件に遭遇したらどうしたらいいのかを書いていきます。 ※2020年の5月より、法律によって仮想通貨→暗号資産という名称に変わったのですが、暗号資産という呼び方にまだ馴染めないので、この文章では仮想通貨という呼び方をさせてもらいます。 私自身、法律にも仮想通貨にも詳しくないですが、最近仮想通貨の詐欺が増えていて、今回アーティストにも被害が出かねない事例を目の当たりにしたので、注意喚起として頑張って書きます。上手には書けませんが、読んでSNS等で拡散していただければ幸いです。 私が目にした事例では、以下のような流れで事件が起きていました。 まず先に現金での入金を遅らせる 故意になのかたまたまお金が無くてそうなったのか分からないですが、最初に作品の売り上げの入金が予定期日より遅れたそうです アーティストから入金を催促される 入金が遅れれば当然ながらアーティストから入金がないけどいつになりますか?等確認されるでしょう 今現金では払えないが、仮想通貨でなら払えるけどこれでいいか?と聞く 何度か催促したのちにこういう質問をされたようです。突然のことで混乱していると「あと数か月で現金化出来るようになるし、将来的に値も上がるから持っておいて損はない。」等と説得された、との事。ちなみにこの仮想通貨は今まで聞いたこともなく、一般に出回ってもいないまだ開発中の仮想通貨です。 仮想通貨管理用のアプリをインストールさせ、ギャラリーオーナーより仮想通貨を送金する 混乱しているアーティストを誘導するようにスマホに仮想通貨管理用のアプリをインストールさせ、仮想通貨を送金してしまう。 ここで何が問題なのかというと、この仮想通貨があと数か月で現金化できると言っていたにも関わらず、その後3年も現金への換金も通貨として買い物等に使うことも出来ず、ビットコインにさえ変えることが出来ないという状態が続いているということです。 つまり、このまま換金が出来ない状態が続けば、現金で販売した作品の代金を仮想通貨で支払うことにより、現金を全てオーナーが自分のものにしてしまった、ということになり、詐欺だと言われても仕方がないでしょう。 じゃあ、この仮想通貨はどこから来たの?というと、ギャラリーのオーナーがICO(仮想通貨の開発への出資、最初に低価格で仮想通貨を得ることが出来る)により入手したものです。更に、今回の場合、ギャラリー自体がこの仮想通貨を開発している企業の援助を受けていて、オーナーも出資者の勧誘等仮想通貨の開発にも関わっています。 ただ、現状では仮想通貨に関する法律がまだちゃんと整備されておらず、元々詐欺を事件として立証する事も中々難しく、非常に曖昧な状態なので、実際は自分で頑張って調べるとか、詳しい人に相談するなどして、自分自身で身を守るしかないのです。 以下、ざっとした内容ですが、もし今後上記のような目に合いそうになった場合、何を基に判断すればいいか?のリストです。 実際に流通している仮想通貨なのか? 一体何枚発行されていて、何人の人が持っていて、主にどの国で普及しているのか? 買い物に使えるのか?とか実際に「お金」として使える状態なのか? 金融庁に登録している業者が運営する取引所で扱われている仮想通貨なのか? 日本では金融庁に登録している業者しか仮想通貨を扱うことが出来ません(登録には審査があるので怪しい業者は登録できません)。 金融庁へ登録されている取引所が扱う仮想通貨しか日本円には換金できません。 海外で開発しているから日本の法律は当てはまらないから大丈夫、とか言うこともあるようですが、海外に住んでる人なら現地の通貨で換金してそのまま使えばいいですけど、日本に住んでる日本人が極端な話タイバーツとかで受け取っても、いちいち日本円に換金しないと使えないわけで、換金するための知識と手間と手数料が必要なわけです。 換金は簡単に出来るのか? 上の話と被りますが、そもそも換金することが可能な通貨なのか? 換金するのに異常に複雑な手順が必要だったりしないか?(仮想通貨を取引するためには本人確認が必要なので、連絡先やパスポート写真の登録等といった手続きは必要なので、その手順はどんな通貨でも必要です。) 作品の売り上げとしてもらうなら、生活費として使うこともあるでしょうから、現金化できないと困りますよね。 その他、仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方とか、他にもネットで調べると私よりもずっと分かりやすく書いてくれている記事があるので、気になった場合は調べてみてください。 例えば、怪しい仮想通貨ではなく、ビットコインだったらいいのか?と考えてみても、今後も値上がりするかどうかは確証はない訳で、人によって「面白そうだからビットコインでもらいたい」という人、「自分は堅実に生きたいから絶対現金でもらいたい」とか様々でしょう。 もし今後そんな仮想通貨聞いたこともない!というのに関わりそうになった場合、まずは、その仮想通貨の名前で検索してみてください。 驚くようなニュースがたくさん出てくるかもしれませんよ。例えば、既に警視庁から捜査を受けていたりとか… なぜ私がこれを書いたかというと、先に被害にあったアーティストさんが正直に経緯を知らせてくれなかったら、私も同じ目に合っていたかも知れなかったからです。 被害を免れたので私にとっては他人事ですが、非常に許せません。 でも、もしこれが怪しい使えない仮想通貨ではなくて、ビットコインだったら、今頃私もお金持ちだったかもしれないのに!ともちょっと思ってしまいます。 しかし、人間欲が深すぎると詐欺に騙されたりとろくなことがないので、慎ましく生きるのが一番です。   li { margin-top:15px; }
  • オンラインストアをオープンしました 2021-04-05Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    急に自分専用のオンラインストアを作りました。なぜかというと、友人に「なんで自分で作れるのにオンラインストア作らないの?」と言われて、「そう言えばなんでかな?」と思ったので、さっそく作ってみたのです。私はウェブ制作やディレクションをしていたので、オンラインストアも作れるのに、自分のは作っていなかったのです。 このストアでは、本人が運営している利点を生かし、色々実験的な試みを取り入れていこうと思っています。 1つ目は「スモール・アート・ア・ウィーク Small Art A Week」という、実験的かつ即興的な小作品を毎週最低1つずつ作ったらすぐにアップするというプロジェクトです。アップした作品は実験的なサンプル的作品という位置づけのため、1万円以内の価格設定で販売します。これは、画家にとってのラフスケッチやドローイングのような位置づけに当たると思いますが、私はドローイングとかはしないため、試してみたいアイディアが浮かんだ場合、いきなり試作品的な作品を作ってしまうということが多いです。そうしてできた作品は、その時々の私の考えに即して制作されたものなので、日記的な短文とともに公開していこうと思います。 2つ目は旧作をアウトレット価格で販売するというアート業界から批判されそうな試みです。前から洋服とかにはアウトレットがあるのに、美術作品はやっぱりダメなんだろうか?と思っていたので、自分のストアで試してみることにしました。作品の中には作った本人はすごく気に入っていてもなぜかずっと売れない作品や、なぜか展示の機会があまりないまま時が経ってしまう作品もあるのです。そして、私は基本的に制作してから3年以内の作品しか展示には出さないようにしているので、それらの作品が手元に残ってしまうのです。それがもったいないので、どうにかできないかと思っていたのです。 更に、なんと日本全国送料無料にしています。なぜかというと地域ごとに送料を変える設定を追加するのがすごく手間と時間がかかるからです。かなりお得だと思うので、是非今後ともどんな作品が追加されるか覗いていただければと思います。 オンラインストアを作ったからと言って、すぐに多くの人に見てもらえるわけでも、商品が売れるわけでもなく、地道に新しい商品を増やしたり、宣伝をしたりしていく必要があるので、まだまだこれからやることはたくさんあります。わりと飽きっぽい私ですが、内容を充実させるために飽きずにずっと更新し続けていけるようにしたいものです。 広告とかも出したいけどお金がかかるから無理かもしれないと思ったら、今小規模事業者持続化補助金なるもので、ウェブ制作費や宣伝費等の2/3が補助されるそうです。申請用の書類を準備するのは大変そうですが、ウェブサイトを作ったりリニューアルしたいアーティストの方は使ってみては?  
  • Hanako(ハナコ) 2021年5月号 いま大銀座で楽しいこと に掲載されています 2021-04-04Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    只今発売中の雑誌「Hanako(ハナコ) 2021年5月号 いま大銀座で楽しいこと」の65ページに、出展中の「アート解放区 EATS 日本橋 produced by Tagboat」の紹介と私の作品が掲載されています。 ぜひ書店等でお手に取ってご覧ください! Amazon Kindle Unlimited では無料で読むことも可能なようです。 以下、「アート解放区 EATS 日本橋 produced by Tagboat」の詳細です。 私は LAUNCH 3F にて展示しています。 人形町駅近くのLAUNCHとTHE E.A.S.Tには常にアーティストが誰かしら在廊していますので、気軽に話しかけてみてください。 日程 2021.3.19 (金) – 2021.5.9 (日) 会場 三越前~馬喰町~人形町に続く日本橋周辺 場所 計8カ所 1,150㎡ ■三越前福島ビル1階 (期間:3月19日~5月9日 平日(月〜金)11:00-20:00 / 土日祝 11:00-19:00) 東京都中央区日本橋室町1丁目5−3 福島ビル 1F ■コレド室町3 2F (期間:3月19日~5月9日 平日11:00~20:00 / 土日祝 11:00~19:00) 東京都中央区日本橋室町1丁目5−5 コレド室町3 2F ■コレド室町3 3F (期間:3月19日~5月9日 平日 11:00~20:00 / 土日祝 11:00~19:00) 東京都中央区日本橋室町1丁目5−5 コレド室町3 3F ■THE E.A.S.T 日本橋富沢町 6F (期間:4月5日~ 5月9日 11:00~19:00) 東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T 6F ■LAUNCH 2F (期間:3月19日~5月9日 11:00~19:00) 東京都中央区日本橋人形町3丁目7−6 ■LAUNCH 3F (期間:3月19日~5月9日 11:00~19:00) 東京都中央区日本橋人形町3丁目7−6 ■コレド室町テラス 誠品生活日本橋(期間:4月16日~5月9日 11:00 – 20:00) 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1 誠品生活フォーラム2F 各会場毎の出展者名・地図・展示風景等はこちらにも載っていますのでよろしければご参照ください。
  • アート解放区 EATS 日本橋 produced by Tagboat に出展します 2021-03-18Art Random -art memo- 現代美術作家シムラヒデミのブログ  Hidemi Shimura
    アート解放区 EATS 日本橋 produced by Tagboat に出展します。 今回は3月6日-7日にTagboat art fair で展示した作品に加え、他シリーズの作品も展示します。NEW WORLDネオンサインライトも再登場! 日程 2021.3.19 (金) – 2021.5.9 (日) 会場 三越前~馬喰町~人形町に続く日本橋周辺 場所 計8カ所 1,150㎡ 私はLAUNCH 3Fで展示しています。今月は、19日(金)、22日(月)、25日(木)は在廊しています。4月以降の予定は随時またアップします。 ■三越前福島ビル1階 (期間:3月19日~5月9日 11:00~20:00 ) ■コレド室町3 2F (期間:3月19日~5月9日 11:00~20:00) ■コレド室町3 3F (期間:3月19日~5月9日 11:00~20:00) ■THE E.A.S.T 日本橋富沢町 6F (期間:4月5日~ 5月9日 11:00~19:00) ■LAUNCH 2F (期間:3月19日~5月9日 11:00~19:00) ■LAUNCH 3F (期間:3月19日~5月9日 11:00~19:00) ■コレド室町テラス 誠品生活日本橋 (期間:4月18日~5月9日 11:00~20:00) http://www.tagboat.com/artevent/kaiho-ku-eats-nihonbashi/index.php Boundaries シリーズより↓ 同じくBoundariesという名前なのに感じの違う作品↓ Parallel World シリーズより↓ Morning Dawn シリーズより↓ Silent Invader シリーズより↓